さぬき市の、津田の松原うどんは美味しいな、讃岐の松原うどんで、肉うどんをいただきました。

 香川の、さぬきの、美味しいうどんといえば、道の駅津田の松原の、松原うどんです。 四国八十八ヶ所巡り(1)

香川県は、讃岐うどんの本場です。香川県を車で走っていると、右にも左にも、うどん屋さんの店があります。

香川県の人は、うどんを日常的に食べているので、他府県と比べて、うどんによる糖尿病が多いそうです。

松葉博雄の場合は、讃岐うどんの中で、特に好きなのは、さぬき市の津田の松原の「松原うどん」です。

最初に松原うどんを知ったのは、ドライブの途中で立ち寄った時です。

その中でも、肉うどんとトッピングの油揚げと、おでんのセットが好きです。

好きな人を追いかけて、千里の道も厭わないように、松原うどんを求めて、鳴門海峡大橋を走り抜けて、今日は、道の駅津田の松原に来ました。

迎えてくれるのは、心優しい香川のゆるキャラ「親切な青鬼くん」です。

ほぼ正午の時間です。この時間になると、広い駐車場に車が集まります。

松原うどんのお店に入って、おでんの出来具合を確かめます。おでんは、長く煮込んだ方が、美味しいのです。

では、長く煮込んでいるかどうかは、どのように判別するのでしょうか?それは、大根を見ると分かるのです。

元々大根は、白い、厚みのある大根からスタートします。これが、段々おでんの煮汁に染まってきて、白さが無くなってきます。

松原うどんの窓口担当は、今日は男性のスタッフです。女性のスタッフなら、声を掛けやすく、ここの松原うどんは、一番美味しいです。

私は、松原うどんが大好きですと、まるで告白のように言うことが出来るのですが、うどんを作る人が男性だと、そうはいきません。

肉うどんは、甘く煮染めた肉を、うどんの上に乗せることで、肉うどんになります。なので、別に煮ているお肉の味が、肉うどん全体の味の評価に繋がってきます。

肉うどんが、肉うどんとして、高く評価されるのは、うどんよりもむしろ、お肉の出来映えに依存していることになります。

これまで、ネギはかなり遠慮無くかけていましたが、今日は、ネギは2杯までにご協力下さいという貼り紙に、ぐさりと、これからしようとする事に、釘を刺されてしまいました。

目の前で、うどんを温める担当者が見ているので、仕方なく、刻みネギはスプーン2杯になりました。

それでも何とか、スプーンのさじ加減で、刻みネギを大盛りに掬おうとしてみたのですが、おっとどっこい、さすがによく考えていて、大盛りにならないような、平たいスプーンを置いていました。

ガラスケースの中には、美味しそうないなり寿司があります。これも、捨てがたいのですが、今日は肉うどんを食べに来たので、他の物には手を出さないことにします。

別の棚には、天ぷらもあります。香川では、うどんにちくわの天ぷらを入れる風習もあります。その名も、うどんの「ちくせい」です。

おでんを選んで、いよいよお勘定です。トレイにいれた、肉うどんと、おでんを見て、即座に値段が決まります。

肉うどんのトッピングに、大きな油揚げを入れています。かなり、贅沢な肉うどんになりました。

美味しくするもう一つの工夫は、肉うどんの上に、ごまをすり潰して、かけることです。これでかなり、風味が良くなりました。

香川の大手の人気店では、讃岐うどんを、だし汁無しで頂くところがありますが、松原うどんでは、出汁がたっぷり入っています。

おでんには、色々種類がありますが、今日選んだのは、当然のように、こんにゃくと、すじ肉です。

その他に、大根にしようか、厚揚げにしようか、焼き豆腐にしようか迷って、焼き豆腐にしました。

上からみても、とても美味しそうな肉うどんです。甘辛く炊いた、肉の煮汁が、うどんに染みこんで、うどんの煮汁と溶け合って、煮汁自体が、柔らかい甘さになっています。そこに、油揚げの甘い汁も参加して、何だか、可愛い可愛い三人娘が揃っているようです。

店内を見ると、素晴らしい貼り紙がありました。何が素晴らしいかというと、店内禁煙の呼びかけに、健康増進法第25条が、法的根拠として示されていることです。単に、禁煙というよりは、ちゃんと法律があって、法律に基づいた禁煙の呼びかけです。

健康増進法第25条とは、公共の場所で受動喫煙にならないように、お店が措置を講ずるよう努めることです。

「ふまれてうたれた我が身でも 末は長くて味が出る」

なるほど、確かにうどんは足で踏んで、こしを強くします。なかなか名文句です。

今月12月のおすすめは、カレーうどんです。普段、奥さんはカレーうどんを選んでいます。カレーうどんは、なかなか冷めなくて、冷たいお水と一緒でなければ、舌が焼けて食べられないほど、熱い熱いのが特徴です。

松原うどんで、松葉博雄と奥さんが、二人であれこれ食べても、金額は千円ちょっとでした。ごちそうさまでした。とても美味しかったです。

隣の道の駅に寄ると、買う物がないほど、貧相な道の駅です。

壁にはポスターが貼っていて、全国の道の駅のマップがありました。全国では、道の駅は、千カ所以上もあるそうです。(国土交通省ホームページ)

この後、四国巡礼八十八カ所に向かいます。今日の最初は、五剣山 八栗寺です。

2014年12月11日(木)