朝顔の観察日記と業務報告日記は、優れた点とそうでない点が似ています。

漁港のある町に住めば驚くような安い値段で、獲れたてのおいしい小魚が入手できます。  淡路 (1)

淡路島の朝は、ハイビスカスの綺麗な花が、お目覚めですか?と声を掛けてくれることから、始まります。

このハイビスカスも、もうしばらくすれば、越冬の準備が必要になります。

琉球朝顔は、秋になると俄然元気になり、どんどん咲くようになりました。

小学生の頃、夏休みの課題研究で、朝顔の観察日記を書いたことがあります。

クラス全員が同じように朝顔を鉢に植えて、夏休みの間その朝顔の成長記録を日記にすることが課題でした。

夏休みが終わって、みんなが先生に日記を提出したとき、日記の書き方に、優劣があることが分かりました。

優れている日記は、なぜ朝顔が咲くのか、なぜ咲かないことがあるのか、研究が踏み込んでいました。

優れていない日記は、ただただ、今日朝顔はいくつ咲いたか、数を数えているだけの日記でした。

このことは頭に残っていて、今会社経営をして、社員の皆さんの業務日誌を読む立場になると、優れた業務報告日誌は、なぜ顧客満足が得られるのか、どのようにすれば顧客が創造できるのか、深く踏み込んだ報告です。

それに対して単調な業務報告は、朝顔が何個咲いたかと報告するのと同じ様に、今日はお客様が何人来たかという、数の報告で終わっています。

幼い頃の、小学校の頃の、夏休みの課題研究も、社会人になっても役に立っています。

今日も淡路市で買い物です。

近くに仮屋漁港や浦漁港があり、新鮮な魚がお店に並んでいます。

獲れたばかりのカマスが、一匹48円です。

腕があれば、このカマスを開いて内臓を取り出し、軽く塩を振って一夜干しにすれば、朝食に美味しいカマスの一夜干しができます。

レンコダイも美味しそうです。

一匹128円です。これを開いて一夜干しにすると、一匹500円ぐらいになります。

綺麗なレンコダイです。

128円でお店の方に、これを捌いてくださいと言っても、聞いては貰えません。

つまり、一枚500円の鯛の干物は、調理の為の人件費が、かなり含まれているのです。

それにしても、天然鯛が、こんな値段で、安いなと思います。

漁港の近くに住めば、こんな値段で美味しい魚を獲得できるチャンスがあるのです。

徳島県のがしらは、1籠が650円です。

これを煮付けにすると美味しいのです。

お昼は、まいどおおきに食堂に行きました。

まいどおおきに食堂は、学生食堂のような安い値段です。

ラーメンが1杯、なんと300円です。

これを夜更けの屋台ラーメンで頂くと、500円以上はします。

カレーライスは400円です。

2つ合わせて700円です。

まるで大学の生協のような値段です。

以前に、まいどおおきに食堂の記事を書きました。フジオフードシステムです。

日本中どこにでもありそうなご飯屋さんが、株式を公開する規模にまで成長するのですから、そのビジネスシステムには、並々ならぬ工夫があるはずです。

ラーメンを一杯300円で提供出来るようになるにはどんな工夫があるのか、考えてみると、ラーメンの味よりも、ラーメンを300円で売る工夫の方が興味が湧いてきます。

2014年10月9日(木)