剣山のあるつるぎ町は、巨木の町です。天然記念物葛籠のヒノキ、道の駅貞光ゆうゆう館 

剣山のあるつるぎ町は、巨木の町です。天然記念物 葛籠のヒノキと、道の駅 貞光ゆうゆう館に立ち寄りました。  徳島 (12)

剣山から、観光リフトに乗って、麓の駅に降りる頃、

デジカメのバッテリーが切れてしまいました。

観光リフトの下りの写真も、いっぱい撮ろうと意気込んでいたのに、残念です。

片山正喜さんは、充電用のバッテリーを持っていました。

これで、走行中にデジカメの充電が出来るようになりました。

何だか、諦めていたことが問題解決したようで、気分が軽くなりました。

国道438号線沿いを走っています。

走行しながら、標識を捉えて確認した、今走っている現在地は、

徳島県美馬郡一宇村桑平です。

徳島県美馬郡つるぎ町の、「土釜」です。

徳島県から天然記念物に指定されている名所です。

ここの所有、管理者は、つるぎ町教育委員会です。

一の釜、二の釜、三の釜と、水門が連なっていて、

そこへ水が落ちていく様は、珍しく、美しい風景を作り出しています。

今回、剣山の周辺を走ってみて、滝が多いことに驚きます。

秋になれば、周辺は紅葉してきて、もっと素晴らしい滝の景色になりそうです。

帰りのドライブの途中、標識を見つけました。

天然記念物 葛籠のヒノキです。

徳島県美馬郡つるぎ町では、

山の神とされているご神木です。

帰りのルートから、少し寄り道して、神木に行ってみます。

そばで見ると、大変な巨木です。よくまぁ、伐採されずに生き延びたものだと思います。

高い木には、雷が落ちる事も多く、台風の風が、巨木でも倒してしまうことがあります。

神木になるためには、色々な試練があって、

それを生き抜いたことが、神木たるゆえんです。

「立ち入り禁止 根元保護のため、柵内には立ち入らないで下さい」と、

赤い、目立つ表示がされています。

天然記念物 葛籠のヒノキについて、「つるぎ町WEBサイト」に、詳細がありました。

「幹周り5メートル。樹高24メートル。標高610メートル。

徳島県1位。四国8位。

地元では山の神とも呼ばれ、樹勢は良好で、

太い樹幹から、多くの枝を荒々しく伸ばしている。約50年前にこの辺で火事があり、

このヒノキも一部焼けたが、

専門家の指導により再生した。」と、記載されています。

ご神木から、霊気をいただきました。

何百年も生き抜いた巨木には、何とも言えない霊気があります。

その霊気をいただきました。

片山正喜さんの充電器から、デジカメの充電が出来たので、

このご神木を撮影することが出来たのも、感謝です。

進行方向の左は、国道438号線沿いに貞光へ行く方向で、

右は国道260号線で木屋平へ向かいます。

剣山に向かったときのルートより、

今走っている下山の時のルートの方が、道幅にゆとりを感じます。

あれ、こんな所に、自由民主党の後藤田まさずみさんの選挙用ポスターがありました。

道路の下の渓流の、水の綺麗なことに、ため息が出るほどです。

こんな川で泳いでみたい、遊んでみたい、潜ってみたいと、遊び心が燃えてきます。

ここは、県道261号線沿いの、 菅生伊良原線 一宇 伊良原 です。

松葉博雄が一人だけ見るのはもったいないので、

車の中にいる、奥さんと、片山正喜さんに呼びかけました。

しかし、二人は、車の中から出てきません。

かなり、登山で疲れたのでしょうか?

こんな光景こそ、秘境でしょうか?ネオンもありません。

電柱もありません。商業用の看板もありません。

今のこの景色が、そのままカレンダーの写真になりそうな、

自然な美しさが残っています。

直進すると、国道438号線 貞光方面で、

左折は、県道261号線沿いで、菅生方面です。

街道の宿場町なのか、道幅の狭い町に、昔のままのおうちが立ち並んでいます。

この辺りでも、山の中腹より、さらにその上の部分にまで、民家が建っています。

あんな高いおうちに戻るのは、大変だろうなと思います。

剣山木綿麻(ゆうま)温泉が500メートル先にあるようです。

美人の湯もあります。

つるぎ町WEBサイト 観光情報によれば、場所は、つるぎ町貞光字長瀬127-2 になっています

次第に道幅が広くなってきました。川幅も広くなってきました。

そうなると、家並みも増えてきました。

国道192号線沿いに進めば、1キロ先に、

道の駅 貞光ゆうゆう館、貞光ゆうゆうぱーくがあります。

つるぎ町は巨樹王国と言われていて、杉、桜、トチノキ、シャクナゲ、

カゴノキ、エノキ、アカマツなどの、大きな樹木が沢山あり、

それぞれの生えている場所が名所になっています。

道の駅 貞光ゆうゆう館に到着しました。

期待して、道の駅 貞光ゆうゆう館に入ったものの、

買って帰りたいものが、あまりありません。もう、すだちが出ています。

吉野川産 スダチは、1パック130円で、安いなぁと思います。

手造り田舎こんにゃくは、日持ちするので、お土産には最適です。

鮎を期待していましたが、アユの塩焼きや、アユの保存食は、並んでいませんでした。

道の駅 貞光ゆうゆう館を出て、今夜の宿に向かいます。

2014年8月27日(水)