穂浪で法事の後の食事会です。

穂浪の天麩羅は、何度で揚げているのでしょうか? 岳父の法事で岡山へ (2)

穂浪の印象は、長い黒塀が続くお店です。 岳父のお墓参りが終わった後は、恒例の穂浪で食事会です。

穂浪の入り口へは、両脇が黒塀になった板を焼いて、炭になった黒い木の屏が続く道です。

穂浪では、お部屋を二つ用意して、どちらの部屋が良いか、選べるようにしてくれていました。

お部屋を選ぶ基準は、幼児のKちゃんとMちゃんが一緒にいるには、どちらが良いかで選びます。

ひとつの部屋は、掘りごたつのようになっていました。

掘りごたつは、大人は足を伸ばせて良いのですが、幼児はハイハイするので、掘りごたつに落ちてしまう心配があります。そこで選んだのは、椅子とテーブル席の部屋です。

喪主から今日は岳父の法要なので、生前の岳父についての話題でもあれば、きっと岳父は喜ぶことでしょうと、挨拶がありました。

それはそうです。亡くなってしまえば、あの世とこの世を繋ぐのは、今生きている人達の頭か、心の中にしか宿るところはありません。

思い出してくれれば、亡くなった人もこの世とまだ繋がっています。すっかり忘れられたり、考えても貰えなくなったら、この世との繋がりはありません。

生前の思い出話をするとなると、うける話と、うけない話があります。うける話を思い出して、故人を偲ぶと、なんだか供養した気持ちになります。

穂浪の食事は、和食レベルとしてはとても美味しいお料理です。天麩羅を頂いている時、ぱりっと揚がっていたので、サービス係の女性に、「この天麩羅は、温度は何度くらいで揚げているのですか?」と尋ねてみました。

サービス係の女性は、「調理場に行って、尋ねてきます」と言って、しばらくして戻ってきましたが、調理場では何度の温度で揚げたか、分からないそうです。

ちょっと難しい質問のようでした。同業者からの質問と思われては後味が悪いので、サービス研究をしている、松葉博雄の名刺をお渡ししておきました。

穂浪の入り口は、細い道を通って、表から、暖簾のある入り口に誘導されています。

穂浪を出る時は、先ほど食べた和食の美味しさについて、皆で美味しかったねと話しながら、お店を出ています。

田舎に行けば、渓谷に入れば、どこにでもあるような、自然を、街中で出す為には、ほんの一部を演出して、自然をイメージするように、デザインされています。

よく使われるのは、シダや、ツワブキです。ツワブキが集まっていると、深い森の中にいるイメージが湧いてきます。

穂浪から出て街を歩くと、可愛らしい子供の像が歩道に置かれていました。

ここは桃太郎で有名な岡山市であることが、マンホールの蓋からわかります。この桃太郎の絵柄のマンホールは、荒木製作所が作成しているそうです。

マンホールの蓋を沢山つくっている会社はどこでしょうか?調べて見ると、日本のマンホール製造の代表的な企業は、日之出水道機器株式会社(浦上紀之社長)でした。

2014年9月4日(木)