浅井隆著「国債暴落サバイバル読本」を読んで、寒々しい気持ちになりました 、日本の国家破産の予想が書かれています。
浅井隆著「国債暴落サバイバル読本」には、恐ろしいような、日本の国家破産の予想が書かれています。神戸三宮センター街の氷柱より、寒い寒いお話です。
浅井隆著「国債暴落サバイバル読本」を読んで、
海の日が近づきました。
そろそろ、梅雨も明ける頃です。
三連休の土曜日、神戸三宮センター街では、
氷柱が何カ所かに設置され、道行く人が涼を求めて、
子どもも大人も氷柱に触れて、
冷たさを楽しんでいます。
この頃気になる本は、浅井隆さんの著した、
「国債暴落サバイバル読本」です。
新聞広告を見て、
「国債暴落サバイバル読本」を買って、読んでみました。
浅井隆さんは、第二海援隊と称して、
株・為替・国債の暴落を予言し、
資産保全を呼びかけています。
読んでみると、国債が暴落すると、
その先に、恐ろしいことが起きることを予言しています。
現在の日本の借金は、2014年3月現在で、
1025兆円です。それが、毎年毎年、
金利も合わせて借金はどんどん増えています。
本の売れ行きは、
表題がセンセーショナルなほうがよく売れるようです。
怖いもの見たさの気持ちで、つい、引き込まれてしまいます。
松葉博雄は、2000年4月から2003年3月迄、
神戸商科大学大学院で、経営学と経済学で、
多くの講座を受講しました。
その中に財政学もありました。
その当時から、国債が毎年毎年発行されると、
近い将来、もし金利が上がれば、
国債は大暴落すると、講義でも聴きました。
アカデミックな研究でも、金利の上昇は、
国債の暴落を引き起こすと、
財政学の先生は言われていました。
だから、浅井隆さんの言うことも、
あながち根拠のないことではないように思います。
国債大暴落の危機は、間近に迫っているようです。
浅井隆さんは本の中で、およそ3年後を予想しています。
「国債暴落サバイバル読本」を、
夜、寝間の中で読んでいると、
氷柱に触れるほどの寒気を感じます。
何の準備もしていなければ、
まるで、ノアの方舟に乗り遅れそうな気配です。
センター街を歩いていると、
三連休の初日なので、買い物客の皆さん、
家族連れの皆さんは、国債大暴落の事などは、
気付いていないような平穏さを感じます。
大袈裟に書けば、注目が集まり、
本が売れるのではないかと、穿った見方も出来ます。
しかし、現実、日本も、国も、地方政府も、
借金だらけだと言うことは、紛れもない事実です。
センター街の氷柱には、氷の中に、
熱帯魚のおもちゃが入っていて、
子ども達は指の熱で氷を溶かして、
中の熱帯魚のおもちゃを、取り出そうとしています。
このようなおもちゃが入っている氷柱には、
子どもが集まり、子どもについている親も集まり、
人だかりが出来ています。
他方、氷柱の中に、
指の熱で中のおもちゃが取り出せない氷柱は、
人だかりがやや少ないように感じます。
このように、同じ氷柱でも、
何か自分にとって利得が感じられれば、
人は集まってきます。
通貨も同じように、強い通貨を求めて、
アメリカドルに人気が集まってきます。
もし、日本の国債入札に陰りが出れば、
たちまち、国債は暴落の危険性をはらんでいるようです。
2014年7月19日(土)