焼きそばには、フタをして蒸らす方法と、蒸らさない方法のソフトタイプ・ハードタイプがあります。

焼きそばにも、大勢集まると、鍋奉行のように、焼きそば奉行が自然に現れます。御奉行様におまかせして、美味しい海鮮焼きそばを頂きました。  淡路(3)

海鮮焼きそばで、ご近所の方と、懇親会をします。

「宵闇せまれば、悩みは果てなし」と、歌ったのは、フランク・永井の君恋しです。松葉博雄の場合は「宵闇せまれば、おもてなし」が始まります。

今夜のおもてなしは、前回と同じ、ご近所の永山さんと、朝日さん、そして稲井さんです。

3人は女性連れです。永山さんのご主人は、女性パワーにたじろいだのか、今夜はお家でお留守番だそうです。

松葉博雄が奥さんに手伝って貰い、おもてなしに取りかかるのは、海鮮焼きそばです。食材は、今日のお昼の間にスーパーマルナカで調達しました。

この分厚い鉄板は、以前に宍粟の鉄工所で作ってもらった特製の鉄板で、縁に食材がこぼれ落ちないように、枠取りがついています。

最初は、松葉博雄が海鮮焼きそばを作っていたのですが、いつの間にか、奉行が代わりました。鍋料理をすれば、鍋奉行が現れるように、焼きそばをすれば、焼きそば奉行が現れました。

焼きそばには、フタをして、そばを蒸らして、柔らかくして食べる焼きそばと、フタをしないで、水気を切ってややドライな焼きそばの二通りあります。

今夜の焼きそばの焼き方は、ソフトにするのか、それともハードにするのか、意見を募ると、圧倒的にフタをしないハードタイプの希望でした。

最初に油を敷いて、豚肉やら、エビ、イカに塩こしょうをして、炒めます。その後、キャベツや天かすを入れます。この焼き具合も、家によって作り方が違うようで、皆さん、意見が出ました。

5月の下旬は、まだ蚊がでないので、外で食べても痒くありません。日が沈んでくると少しずつ気温が下がり、少しずつ肌寒くなってきます。

3人のお客様は、大磯の地元の方なので、この地元の情報については、とても詳しい情報を持っています。

淡路フェリーボートが、須磨と大磯港の間に就航していた頃は、この地区は、港としての賑わいがありました。

明石海峡大橋と、鳴門海峡大橋がつくと、淡路全体が通過地点になってしまっています。そこで起きたのが、地価の下落です。海鮮焼きそばを食べながら、1960年代のオールディーズを聞きながら、こんな感じに話が弾みました。

2014年5月22日(木)