西の高野と言われる、太龍寺に進路をとっています。
太龍寺に向かう道は、右手に勝浦川が流れ、山腹にはミカン畑が広がっています。 徳島ツアー(1)
梅にも春の季節がやってきました。梅に春と言えば、もう一つ欲しいのは、ウグイスです。梅に鶯が来ている様子を見たくて、今日のドライブは、四国の徳島県に梅をみに行くことにします。
朝早くから、出発しているので、朝ご飯はお家で食べていません。途中でどこか美味しいお店を探すつもりでしたが、ドライブの途中でよれるところと言えば、サービスエリアくらいしかありません。
南あわじのサービスエリアで、朝ご飯を頂くことにしました。ドライブの途中、ひょっとして、とても美味しいお店に当たることがあるので、お昼にちかい朝ご飯は、昼食に備えて軽めの朝食になります。
そこで見つけたのは、きつねうどんです。うどんが出来るまで、待ってる間、机の隅に目をやると、アンケート用紙がありました。皆様のご意見をお聞かせ下さいという呼びかけです。
調査項目は、スタッフの対応、施設の評価、そして本質の料理の味と値段でした。
ほどなくきつねうどんが出来上がりました。この味を、どうかと尋ねられると、なかなか難しい評価になります。この値段は、どうかと尋ねられると、独占価格としか答えようがありません。
朝食を頂いて、淡路島を縦貫して、鳴門大橋を渡ると、徳島県に入りました。
ここは徳島の中心地、裁判所前です。垂れ幕には、『あなたの目線で裁判を みんなで築く裁判員制度』と、表記されています。
この辺りは、阿波踊りの時には、『踊る阿呆に見る阿呆』と言われる、阿波踊りに参加される人達で、溢れる場所です。
インターネットで調べて、有名な梅の名所に尋ねてみると、まだ梅は十分に咲いていませんでした。梅の見頃は、今年は3月3日お雛祭の頃が見頃だという返事でした。
そこでいつものように、目的変更です。これから行くのは、西の高野山といわれる太龍寺に変わりました。
勝浦川に沿って、車を走っています。勝浦川には、夏になると鮎が沢山集まる川です。
同じ景色を見ていても、雲が太陽を遮ると、こんなに景色が変わるのかというほどの変わり方です。太陽の光の強さを改めて感じました。
勝浦川の渓流に沿って、山の中腹にはミカン畑が広がり、ひな壇のように家が立ち並んでいます。
四国は、いいところだなぁと思います。これから進む方向に、どんな事が待ち受けているのか、期待しながら進路はカーナビにセットした太龍寺に向かいます。
ここで困ったことは、カーナビは、気を利かしたつもりでも、とんでもない道を選んだくれたことです。
この道はいつか来た道、ああそうです。そうです。昨年の秋に、この道を通り、鮎料理茶屋の『阿波地美獲 あおき』に寄って、鮎を頂いた事を思い出しました。
記憶の中で、四国のこの勝浦川に沿った道は、松葉博雄のお気に入りの道になったみたいです。
山と山に囲まれ、豊かな川が流れ、川の中には魚の命が満ちあふれ、夏になると命の輝きを感じる場所です。秋になると、山の段々畑から、多くのみかんが黄金に輝く結実を、自然の恵みとして与えてくれる場所です。
2014年2月20日(木)