江口尚先生が東京からお越しになられました。経営理念についてのインタビューです。

北里大学医学部 公衆衛生学助教授の医学博士の江口尚先生に、良循環経営が成立する要因をお話ししました。

北里大学医学部 公衆衛生学助教授の医学博士の江口尚先生が、経営理念について、松葉博雄の話を聞きたいと、わざわざ東京からインタビューに来られました。

2月5日(水)の今日は、暖かい気候から、雪の降るような寒い気候に激変した日です。その為、新幹線も、関ヶ原付近で減速したそうです。

今日のインタビューの目的は、松葉博雄の研究テーマである、良循環経営について掘り下げた質問になりました。

良循環経営のゼミの発表は、春日野荘の合宿で北居ゼミの夏合宿で詳しく説明した思い出があります。

松葉博雄をインタビューに選んだのは、大阪府立大学大学院で、経営理念の研究をしていた事や、2006年名古屋大学にて、経営行動科学学会でご一緒した事を思い出したそうです。

研究目的は

①企業(特に中小企業の活力)競争の源である職場環境、組織風土は何なのか

②職場環境・組織風土は、職場の安全、生産性、職員の健康(メンタルヘルス、モチベーション)にどのように影響するのか

③経営理念は、職場環境、組織風土、働き方にどのように影響するのか

ボイスレコーダーをセットして、質問形式でインタビューを始めていく内に、段々と松葉博雄が研究した、良循環経営の核心部分に入ってきます。

顧客満足と従業員満足が両立する良循環経営が、成立する要因は何なのか、これを仮説として、実証研究を行った経緯をお話ししました。

部屋の中は熱い研究の話が弾み、熱気を帯びてきましたが、それとは反対に、外は吹雪のような雪が降り始め、見るからに寒そうです。

およそ2時間のインタビューの後、わざわざ東京から来られているので、昼食をご一緒する事になりました。何しろ江口尚さんとは、大阪府立大学大学院の北居明先生の同門生なのです。

インタビューが終わって、その後の話は、北居明先生についての思い出話です。北居明先生は、今の時代でも、携帯電話を所有していません。北居明先生と連絡を取ろうと思うと、とても大変なのです。

しかし、その北居明先生が最近、大阪府立大学社会人大学院生の交流会でのフェイスブックに、参加されて、時々投稿があります。

北居明先生のお嬢さんが、とても絵がお上手で、クレヨンを使った絵を出展して、いくつかの賞を獲得しています。

この話になると、北居明先生は、積極的になります。こんな話で、楽しい食事が進みます。

今日の経営理念に関する経営者へのインタビューは、これで3社目だそうです。この後、インタビューを続けて、目標は100社ほどの経営者の方に、経営理念についての考えを、伺う予定のようです。

インタビューで集まったデータは、当然、投稿論文に仕上げていきます。そして、投稿論文でいくつかの論文が出来ると、次は著作物となって、出版する予定のようです。

今日の訪問に際し、銀座の姫栗もなかの手土産を持ってきて頂いています。松葉博雄の奧さんは、インタビューの時間中に、お茶を点てて、この銀座のおまんじゅうをお茶請けにお勧めしました。

とても美味しいおまんじゅうのようで、ご自分で食べたいと思うような、美味しいおまんじゅうを選んで、手土産に持ってきたそうです。

研究の成果を期待しています。頑張って下さい。

2014年2月5日(水)