大賣(おおひるめ)神社に、初詣です。ちょっと遅い気もする、初詣です。
大売神社は、天照大御神の別名だそうです。 丹波篠山ツアー(4)
篠山の一休庵を出て、気の向くまま、あてのないドライブです。出来たら、何か特産品の特売があればいいなぁと、助手席の奥さんに、左側の見張りをお願いしています。
何となくたどり着いたのは、ホタルの里です。1月にホタルをマークして、6月に備えて調査しておきます。
大谷自治会が設置した看板がありました。
【ゲンジボタルの一生】
6月下旬から7月下旬にかけて産卵された卵は、孵化して落下して水中に入り、カワニナを食べて成長する。数回脱皮を繰り返し、翌年の4月に幼虫となり、川から陸へ上がる。幼虫は繭を作ってさなぎとなり、一ヶ月ほど土中生活を送り、成虫へと変身する。
新黒岡川の碑です。県会議員 植田八郎さんの名前が入っています。
大賣(おおひるめ)神社に来ました。境内は整備されていて綺麗です。ちょっと下車して、お詣りします。名前の呼び方は、おおひるめ、だそうですが、それとは関係なく、大きく商いをしている神社のような、思い込みが浮かびました。
大売神社は、延喜式内社九座七社の一つに数えられています。祀られているのは、大日女尊(おおひるめのみこと)、すなわち天照大御神です。
鳥居の脇に、小さな狛犬がありました。この狛犬は、室町時代後期に作られたものらしく、砂岩で出来ているためか形が大分削れて、滑らかなフォルムになっています。篠山町の指定文化財のようです。しかし、どう読めば大賣を「おおひるめ」と読めるのでしょうか?
ちなみに、狛犬も、沖縄のシーサーも、エジプトのスフィンクスも、起源は同じ、古代オリエント文明のライオンからなのだそうです。
この狛犬、左右一対になっています。これまでの、ちょっと怖い狛犬に比べると、可愛らしい顔をしています。
神社の日陰には、根雪が残っています。
見上げてみると、神殿の柱の一隅にも、狛犬が彫られています。もしかして、龍かもしれません。
奥さんと二人で、大商いができますようにと、手を合わせて、鈴を鳴らして、拝みました。
ひょっとして勘違いかもしれません。全くビジネスには関係ない神社であれば、このお願いは筋違いになります。
2014年の初詣は、実は今日の大売神社になりました。神戸の神社には、まだお詣りしていませんでした。
気温は低いものの、お天気に恵まれて、ぽかぽかとした気持ちの良い冬の日差しです。
あちらこちらに、田舎ツアーをすると、近畿一円にも実に多くの神社や、仏閣があることに気がつきます。これらの神社仏閣にはお世話をする人がいて、一年の行事があり、お祭りもあれば、慰霊祭もあります。本当に日本は多くの信仰がある国だなぁと、改めて思いました。
2013年1月23日(木)