年末商戦と、来年の販売計画が、同時進行しています。

バリューチェーンについていくべきか、それとも回避すべきか、プレゼンテーションを聞きながら考えています。水着が冬に企画されるように、来年の年間販売企画は、早くも前年から始まっています。

先生も走るという師走になってきました。神戸を代表する三宮のセンター街地域でも、年末の商戦が活発になってきています。

さんプラザビルと、センタープラザビルは、合同で抽選会をやって、お客様のお買い物に対して、抽選券を差し上げています。

その抽選会場の周りには、長蛇の列が出来ていて、もしかして、ひょっとしたら、一等が当たるのではないかという、期待を抱いた買い物客が、頂いた抽選券を手にして、抽選の順番を待っています。

商品は、加盟店が持ち寄ったそれぞれのお店の特典が商品になっています。

センタープラザビルと、さんプラザビルの間は、京町筋になっています。この京町筋には、上の階に上がる階段ステージがあり、天井部分には、冬の商戦を象徴するような、巨大なキャラクターがつるされています。

我が社でも、年末商戦は始まっています。さらに、来年2014年の、メーカーのプレゼンテーションも行われています。

来年はどんな支援を用意しているのか、それをわかりやすくパワーポイントにまとめて、たくさん売ったら、これだけインセンティブがありますよと、仕入れ意欲をそそろうとしています。

難しいのは、価格競争の中で、価格競争に巻き込まれないようにしているのに、たくさん買えば、たくさん支援しますという姿勢に、どのようについていくかです。

製造から流通、販売までの、商品の流れの中で、いかにコストを切り詰めて、マージンを最大化するかというバリューチェーンの考えです。

しかし、コストを切り詰めてシェアを拡大し、競争企業のシェアを奪って、利益を最大化しようとすれば、その先の行動の行きつく所は、ダンピングです。

担当者の意見を聞きながら、これが絵に描いた餅になるのか、目標数値が達成できれば、絵に描いた餅が食べられる餅になりそうです。

近隣の競争企業との棲み分けを考えて、価格競争を回避した目標数値への達成には、どのような販売政策をとればいいのか、しばし経営戦略の議論をして、早くも来年のビジネスのことを議論しました。

2013年12月14日(土)