岡山県奈義町の那岐山に登ります。雲海を見てきます。
那岐山には、いくつもの滝があります。滝の水を汲んで、野点をするつもりです。 片山正喜さんと岡山湯郷温泉(5)
那岐山に向かいます。那岐山は、標高1255mの山です。山頂にまで林道があるので、車で山に登ります。最初に目指す場所は、山の駅です。
山の駅には、この辺りの農産物が、展示販売されています。奈義町の特産品は、いちご、里芋、山の芋、黒豆、黒豚 等があります。
雲海を見る場所も、この山の駅で、見られることを期待しています。前回山の駅に来たのは、2006年で、この時は、次女の友達と、りんりんも一緒でした。
あのときの景色と、ほとんど変わっていません。11月の朝の冷え込みで、霧が発生し、作州地方には、雲海が発生しています。
片山正喜さんが、雲海を見るのを、楽しみにしています。案内した手前、ぜひ素晴らしい雲海が見たいものです。
那岐山麓 山の駅に入ります。ここでは、ぜひ買いたい!と思うほど、大したものがありませんでした。
山の駅の前には、沢の水を引き込んだ、池があります。この池には、鯉も泳いでいます。
この「昇龍像」は、那岐山麓 山の駅 総合事業完成記念で建立された石像のようです。建立年は平成18年4月、建立者は、当時の奈義町長の中井孝夫さんです。
天空橋の袂まで来ました。
山の駅の人に聞くと、橋を渡った向こうに、展望台があるということです。これまで、橋から見る景色だけで引き返していましたが、今日はその向こうまで行ってみます。
橋の真ん中辺りから見える雲海です。少しずつ気温が上がってきて、雲海の霧の深さが、少しずつ掠れてきています。
那岐山は、かつては火山だったので、この辺りにまで土石流が流れてきたと思います。山麓の畑は、黒い色をした火山灰で出来た畑です。
言われたとおり、橋の向こうに、展望台がありました。展望台に上がって、麓の方を振り返ってみると、素晴らしい景色です。
奥さんが、雲海をバックに、写真を撮ってくれました。日が昇り、気温が上がると、雲海も少しずつ消えてきています。人の命と同じように、儚いものです。
那岐山の麓には、色々な山登りのコースがあります。これから行くのは、蛇淵コースです。ここで、野点をするつもりです。
旅の楽しさは、お天気と同行者といいます。今日のお天気は、最高の秋晴れです。山の紅葉には、もう少し冷え込みが必要のようです。
片山正喜さんが、日本はいいなぁ。日本は綺麗だなぁ。と、沖縄から内地に戻ると、改めて内地の四季の変化に富んだ美しさに感動しています。
沖縄に行くと、内地にないトロピカルな景観に、沖縄はいいなぁと思います。
毎日住んでいると、住んでいる景色は、飽きてしまいます。違う景色に行くと、感動することになります。このようなことは、隣の芝生は青いということと似ています。
山の駅は、那岐山の山裾にあって、まだ山頂までには、標高差があります。しかし、麓を背にして写真を撮ってみると、この山の駅は、かなり高いところにあることが分かります。
2013年11月2日(土)