すだちのプレゼントです。2013年のすだちは、徳島県鳴門市板東のすだちを選びました。

顧客満足と、従業員満足のために、今年も、徳島のすだちプレゼントの準備が始まりました。

今年も、すだちの美味しい季節がやってきました。

2013年の今年は鳴門市で、素晴らしいすだちを見つけました。

お客様に差し上げるために、大量のすだちを購入するには、すだちが届く前に、多くの交渉ごとがあります。まず、すだち農家を見つけること、数量、価格、納期を、取り決めること、そして、到着を待ちます。

かくして、徳島よりすだちが届きました。段ボールを開けると、中にぎっしりと、小粒のすだち達が入っていました。

何十キロもある、すだちの山を、お客様一人一人に、気持ちを込めて差し上げるには、社内での準備が必要です。均等に包装パックに詰めて、お配り出来る状態にするには、工夫が要ります。

まず、サイズを大・中・小に分けます。そして、それらを組み合わせながら、合計が120グラムに近くなるように、詰めていくのです。この120グラムというのは、すだちの購入数(キロ)と、お客様にお渡しする数(見込み)を勘案して算出した数字です。

すだちは日にちを置くと黄色く焼けてしまうので、調達してからお配りするまでの期間を最短にする必要があります。

ケースやシールは事前に用意して、万全の体制で、すだちの到着を待っていました。

そして今朝、事務所の片隅に、ついにあの段ボール箱が置かれました。中味は見なくても事務所にいる皆さんは、箱の中味が何なのかを、何とはなしに知っています。

「すだちが到着したよ!」社長がまず中味を確認して、その後、スタッフが一斉に、計量・梱包作業に取りかかります。

すだちのへたの部分を上にして、並べていきます。作業をしているときに、お客様はすだちを受け取って、きっと、喜んでいただけるだろうと、お客様の笑顔を想像しながら、作業を勧めています。

最初は作業する手に迷いもありましたが、やはり作業が進むにつれて、手が早くなっていきました。

すだちは、蜜柑と違って、外側の皮が青いほど良いのです。黄色くなったすだちは、社員用に取り残しておきます。

小ぶりの早生みかんのようにも見えますが、触ったときの硬さはキュッと引き締まっていて、さらに割ってみると、中の色は全然違います。

徳島県の鳴門市で見つけたすだちは、松葉博雄がサンプルを買って帰って、味を確かめています。お料理に使うのも、上等ですが、すだちを二つに切って、焼酎や、泡盛に、すだちの汁を搾って、お湯割りで飲むと、とても美味しいことが確認出来ました。

包装ケースに一つずつ、シールを貼っていきます。これも全て、スタッフの手作業です。

作業はたけなわ、この写真を見ているだけで、すだちの匂いが漂ってきそうですが、残念ながらすだちは皮を切って実を外気に晒さないと、あの爽やかな匂いを発しません。

パッケージのシールには、「さんまなど焼き魚や焼酎にお使い下さい」と、一言添えてあります。

普段すだちが食卓に上らない、料理はほとんどしない、という方にも、すだちを一度試しに賞味して頂けたらと思います。

すだちの使い方は、実は簡単です。真ん中を切って、今から食べようとしている何かに、絞って垂らすだけでいいのです。

垂らせばうどんもすだち味、お魚もすだち味、焼酎もすだち味、すだちを絞った指もすだち味になります。

9月の中旬には、2回の三連休があります。前の週か、後の週か、どちらにするか、すだちの生育状況とも併せて考えます。

2013年は、秋分の日を中心とした、後の週になりました。沢山のお客様に喜んでいただけることが、すだちを配る目的です。そして、社員の皆さんにも、すだちを家で使ってもらって、秋の味覚の引き立て役を、すだちにしてもらうことが、社長の喜びです。

 

2013年9月21日(土)