経営戦略を、経営戦略のストーリーとして話します

経営戦略のストーリーは、ビデオに収録して、ビデオレターを作成します。各部署で、見てもらいます。

9月も中旬になると、夏もそろそろ終わったなぁと実感します。昔、戦国武将の片桐且元は、「桐一葉落ちて天下の秋を知る」と言って、大阪城を去っていきました。

朝起きて庭のアサガオを見ると、このアサガオは今頃になって、夏を惜しむようにどんどん咲き始めました。それとも、2013年の今年の夏は暑すぎて、こんな日照りの日に朝から咲くと、身が持たないと思って、咲く時期を調整していたのかもしれません。

アサガオが咲くだけでも、季節の移り変わりを感じるのですから、ビジネスの現場では、お客様がアンケートハガキで、はっきりとお褒めの言葉があれば喜び、ご不満の意見があれば、これはすぐに対応しなければいけません。

アサガオが沢山咲けば、何となく、朝から励まされたような気持ちになり、今日は会社でどんなことを社員の皆さんに話そうかと、頭の中を整理していきます。

沢山咲いている今のアサガオには申し訳ないですが、期待して植えたのは、ユウガオの方で、会社から家に戻って、ビールを飲む頃、夜遅くまで咲いてくれる、夜勤型のユウガオを咲かせようと思っていました。

9月に入って、初旬の頃は、夏に別れを告げるような、雨模様が続いていました。ひと雨ひと雨で、あのうだるような、照りつける太陽の熱射から離れていっている事を感じます。

空気は雨の後で、透き通っていて、対岸の関西空港までが目視できます。やはり、天高く馬肥ゆる秋が近付いています。

秋になると、馬は肥えても、コンタクトレンズ業界は、オフシーズンに向かって、下降傾向に入って行きます。こんな時には、やるべきことが沢山あります。

これから事務部門のスタッフを集めて、ミーティングです。話している内容は、経営戦略にも繋がる話なので、ビデオに収録して、このミーティングに参加していない別の部署の人たちに見てもらいます。

ビデオレターを作ろうとすれば、頭の中で、しゃべることをちゃんと整理して、大体の予定時間の範囲内に収めることになります。原稿無しで、要領よく内容をまとめて話します。

ビデオのカメラは、松葉博雄だけに向かっています。ほとんどのスタッフの方は、ビデオに映らないように、松葉博雄から離れた席にいて、話を聞いています。

経営戦略を、社員の皆さんに理解してもらうためには、全体の構想と、参加する人の役割を、一つのストーリーに繋がるように話して、ビデオレターの作成は終わりました。

2013年9月9日(月)