稲葉本家の住宅では、丹後のばら寿司定食が人気です。

久美浜のお土産は、日本海の干しカレイと、イカです。 久美浜訪問記(10)

稲葉家本家では、台所やお風呂の水回りは、どのようになっていたのでしょうか?公開されている屋敷跡では、江戸時代に使っていたような、竈がありました。

yukiちゃんがこの家に来たときには、お風呂や台所は、こんな古いままではありません。ちゃんと生活しやすいように、電気やガスを使った生活環境に改善されています。

上から差す太陽の直射日光が、丁度頭上に来た頃、屋敷の日陰は最も少ない時間帯になってきました。久美浜は、冬は寒い寒い所ですが、真夏の頃は、その寒さを穴埋めするぐらいの、気温上昇になってきました。

嘘か本当か、「時空を超えるポスト」がありました。このポストに、未来に向けてメッセージを書くと、たとえば1年後の家族に、3年後の子供達に、5年後の自分自身に書いたメールを受け付けてくれるそうです。

冬は体が凍えるほど寒く、夏は熱中症になりそうなほど暑く、寒暖の差がとても大きい久美浜です。

稲葉本家の見取り図がありました。松葉博雄も、子供の頃に、広い家に住んでいたので、広い家の遊び方を思い出します。子供の頃に友達を呼んで、かくれんぼをして遊んで、なかなか見つけられない楽しい思い出がありました。

お昼時に、稲葉本家では、食事のサービスがありました。ぼたもち付のばら寿司定食が、800円です。ばら寿司定食をいただいてみると、砂糖漬けのような、甘い甘いばら寿司でした。

稲葉本家の休憩室で見た新聞は、福島の原子力発電所の汚染水が、1日300トン、海に流れているという記事です。

稲葉本家の見学を終えて、そろそろ久美浜を去る時間になってきました。何か、日本海の魚のお土産をと思い、yukiちゃんに案内してもらったのが、河清商店です。

当然、カレイの一夜干しを買います。

地元の名物は、鯛せんべいです。これまで、久美浜のあちらこちらで鯛せんべいを見てきましたが、同じ鯛せんべいなのに、販売所によって、値段がまちまちでした。

日本海は、イカがよく捕れるところです。お店のおじさんのお薦めでもあり、イカも購入しました。

もっともっと魚を買いたかったのですが、家に持って帰って、魚を捌いて料理をするのは、奥さんの仕事になるので、見送りです。

久美浜のメインストリートを、写してみました。一日の一番暑い時間帯なので、通る人はいません。

この道路にも、冬になれば雪が積もるのです。今の暑さでは、信じられないほどですが、確かに冬になると、日本海側は冷え込んで、吹雪に見舞われます。

久美浜湾の海水は、久美浜の町の中にまで入り込んで、運河のように船で物資を搬送するのに適するように、水路が出来ていました。

久美浜にもう少し滞在すれば、花火大会や、灯篭流しがあるのですが、残念ながら、神戸に予定があるので、これで久美浜を去ります。yukiちゃんは、次は冬に、蟹を食べにいらっしゃいと、声をかけてくれました。冬の蟹を楽しみに、夏の久美浜を去ります。

2013年8月8日(木)