梅の木を植えて、梅の実を栽培して、梅の実を収穫すると、達成感があります。

梅の木を植えて、梅の実を栽培して、梅の実を収穫すると、達成感があります。梅の木は、毎年豊作にはなりません。虫が付いたり、天候次第で、不作の年もあります。

梅の実をお酒につけたら、忘れる事にします。

何年か経って、思い出して、

梅酒を飲むと、

その頃の思い出も蘇ってきます。

庭の梅が実をつけると、

気持ちの上では、

思わぬご褒美をいただけたような、

得した気持ちになります。

この梅を使って、今年も梅酒造りをします。

梅酒を造っても、飲んでいないのに、

どうしてそんなに梅酒を作りたがるのか、

奥さんが不思議に思っています。

確かにそうです。

飲まなければ作る必要がないのではないか

と言われても、その通りです。

しかし、『蒔かぬ種は生えぬ』というように、

梅も酒に漬けておかなければ、

梅酒は出来ません。

さらに、梅酒も長く置いておくと、

立派な古酒になるのです。

5年10年の古酒は、

5年10年置いておかなければ古酒になりません。

沖縄でも、2007年に金城家で梅酒造りをしました。

梅の実を採取すると、

その後水洗いをして、梅のへたを取ります。

この作業をしていると、

2004年にりんりんが側に寄ってきて、梅の実を僕にもちょうだいと、おねだりしてた事を思い出します。

やってみれば、この作業も、

根気のいる作業である事が分かります。

梅の実のへたを、

そこらかしこに飛ばしていると、

奥さんからクレームが出るので、

新聞紙をちゃんと敷いて、

へたが一カ所に集まるように、

配慮もかかせません。

梅酒造りの作業は、一人ですると、

孤独感にさいなまれます。

やはり、みんなで梅酒造りした2012年の淡路研修の合間に作った、梅酒造りのほうが、賑やかでよかったです。

梅のみを一つずつ手に取ってみると、

意外に傷や、シミなどの梅酒に

使えない梅が見つかります。

これも、機械でなく、

自分の目で確かめて選別します。

水洗いをした後、一夜干しをして、

水分をとると、いよいよ瓶詰めになります。

ここで一工夫です。

青梅の上下を小さく切り落とします。

こうすると、エキスが充分に出て、

濃厚な梅酒になります。

今回は、ホワイトリカーの代わりに、

ブランデーを使います。

氷砂糖は、適量をいれて、後から調整します。

大きな広口瓶に、梅のみがいっぱい入りました。

その上に氷砂糖を乗せて、

上からブランデーを1.8L注ぎます。

広口瓶が大きかったので、1.8Lでは、

広口瓶一杯になりませんでした。

この後、ブランデーを買い足して、

広口瓶一杯になるまで、補充するつもりです。

瓶のふたに、漬け込んだ今日の日付を入れて、

しばらくは物置に置いておきます。

どんな美味しい梅酒が出来るか、楽しみです。

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2013年5月