福良のうめ丸の食事は夜も朝も、食べきれないほどいっぱいです。
福良の港は、深い入り江で渦潮観潮体験クルージング船の船着き場があります。 同期生と淡路旅行(5)
福良港から出る、うずしお観潮船は、その名も咸臨丸と日本丸です。
おじさん達の同窓会は、これまでに歩んできた道を、仕事で経験したことをベースにして、話が進みました。
現役で仕事をしている時は、仕事で忙しく、同窓会どころではないという時代もありました。それが少しずつ仕事から離れていき、今では家に一日中いて、奥さんの代わりに台所で活躍している人もいます。
奥さんと一緒に買い物に行って、重い荷物を運ぶのは当たり前、中には食後のお皿を洗うのも当たり前と、随分昔と変わっています。
変わったきっかけは、お金を稼ぐ役が終わった時がきっかけです。退職金の話も出ました。なかなか触れにくいテーマですが、それは酔った時の勢いで、一人口火を切って喋ると、これまで黙っていた口から、「俺は」「俺は」と、退職金についての話が出てきました。
夜遅くまで話は弾み、寝るのは遅かったのですが、5人部屋なので、中にはいびきがうるさくて、寝られなかった人もいました。いびきは、聞く方は大変で、いびきを発する方は、寝ているので平気です。
夜が遅くても朝は早くて、6時にはこそこそ話が始まり、6時半には朝風呂に行く人も出てきました。松葉博雄は、いつもの寝起きの時間と随分違うので、体内時計が狂ってしまいます。
うめ丸の朝ご飯は盛りだくさんのメニューで、全部食べると、お腹は狸のようになってしまいます。
うめ丸を出発して最初に立ち寄ったところは、鳴門海峡大橋が見える海峡楼です。ここではコーヒーを頂きました。アメリカンコーヒーをゆっくり喫飲しながら、目の前の鳴門海峡大橋を見ています。
次に寄ったところは、うずしおクルーズに乗るための、うずしおドームなないろ館です。近くに土産物を売っている路端店があり、干しだこが1つ100円なので、5つ買って、1つおまけにしてもらいました。
うずしおクルーズの乗船予定は「咸臨丸」です。出港まで30分ほど自由時間がありました。すぐ側に足湯があるので、100円のタオルを買って、足湯に浸かっていました。
足湯に浸かって周りをみると、すぐ向かいには、漁船を修理するドックがあります。この福良港は深い入り江になっているので、造船所には格好の場所です。
足湯のお世話係の女性の方が、声をかけてきます。昨夜はうめ丸に泊まりましたと話すと、あそこはたくさんお膳が出るでしょうと、この辺りでは有名なようです。
この足湯のお湯は、タンクローリーで運んできたお湯を加熱して循環させているようです。冬は週に一回、夏は週に二回、お湯を総入れ替えするそうです。
2013年5月10日(金)