仕事の後に、今夜は外食
仕事の後にもう一言、仕事の話をしたくて、今夜は外食 在日韓国・朝鮮料理 KIM
仕事の後に、何か物足りない、吉田兼好が『おぼしきことは腹ふくるる わざなり』というように、もう少し仕事の話をしたくて、今夜は外食です。
仕事は終わりました。遅くなり、家でこれから晩ご飯を作るには、もうtoo lateです。そこで、今夜は外食です。在日韓国・朝鮮料理 KIM(キム)に行ってきました。
Japa-Korean Restaurant 訳すと、在日韓国・朝鮮料理店です。
こちらのお店は、店主の金福祚(キム・ポッチョ) さんによる韓国家庭料理が食べられるお店です。白地に黒一色で、大きなハングル文字が書かれた、洒落た看板が出ていました。
ウェブサイト KOBE funfan によれば、
「『在日韓国朝鮮料理 KIM(キム)』でいただけるのは韓国南部・慶尚南道の家庭料理。15年前のオープンから今も変わらず地元のファンに本場の味をふるまい続けている。
韓国料理といえば中華料理同様「医食同源」がその柱。だが高麗人参をはじめ「韓方(漢方)」とも称されるほど、その調理法や食材はオリジナリティにあふれている。
(中略)海に近い地域ならではの海産物をふんだんに使ったメニューはどれもキムさんの手作り」だそうです。
席に着くと、まず飲み物の注文取りが始まります。注文するのはいつものアサヒスーパードライです。今日は5人でいただくので、中瓶2本からスタートです。
ナムル盛り合わせ ほうれん草、もやし、大根、ゼンマイ、キムチ、チャンジャなど、たっぷりの野菜が調理されてお皿に乗っています。印象は、いずれも塩味がよく利いています。
赤くて見た目はちょっと辛そうです。でも、ビールと一緒にいただければ、問題ないです。
5人分の料理を一皿に盛っているので、今度は小皿に取り分けをしていきます。この時、当然、好きなものに箸が集まり、美味しそうなものから減っていきます。
イカなど入ったチヂミが、ざるに盛られて登場です。チヂミの表面はこんがりと焼かれ、食感はモチモチした味わいです。
チヂミとは、平たく伸ばして焼いたもの、という意味です。和食でいえば、お好み焼きです。
和食にも、各地で色々な漬け物があります。奈良漬け、広島菜漬け、京都の千枚漬け、しば漬けなど、地域の特産品を漬けた漬け物が沢山あります。韓国のキムチにも、食材によって沢山の漬け方があるようです。
チャプチェという、春雨のようであって春雨でない、糸蒟蒻のようであって糸蒟蒻でない、それは何かとたずねたら、チャプチェ、だそうです。
インド料理のカレー味のように、韓国料理は、キムチ味が随所に付けられています。
メインの料理は、お肉をテーブルで焼きます。牛肉かと思ったら、韓国では、牛肉より豚肉を食べる文化のようです。ジンギスカン鍋のようなコンロをテーブルに置き、電気のIHグリルのエネルギーを使って、豚肉を焼きます。
豚肉から出て来た脂は、溝に流れ落ち、傾斜に沿って一箇所に集まるように、仕掛けがされて、最後はパチンコの玉が一箇所に集まるように、小さな皿に、お酒を絞るように集まってきます。熱い肉を、火傷しないように包んで食べるのが、青菜のサンチュです。
豚肉の焼き肉用の肉を、サムギョプサル(豚肉の焼肉)と言います。サムギョプサルは、炭火で焼く日本の焼肉と違い、鉄板の上で焼きます。
肉を焼くとき、焼き方は、網で焼く方法と、鉄板の上で焼く方法があります。
炭火の場合は余分な肉の脂が落ちるのでさっぱりといただけます。
また、鉄板で焼く場合は、脂が逃げずこってりとした旨みが味わえるのだそうです。
今日の焼肉は韓国焼肉なので、鉄板の上で焼きます。
松葉博雄はビールを5~6本飲んだので、お腹が膨らんで、豚肉は一枚食べただけです。後の豚肉は、皆さんでどうぞとお譲りしました。
県庁の近くに出来た高層マンションの1階部分に、このKIM(キム)があり、まだ、最近オープンしたような感じです。ここでは、テーブルに撮影禁止のマークがありました。お店の方に、料理は撮っても良いですか?と確認すると、料理はOKでした。お店の内部を撮るのはご遠慮して下さいということです。
韓国料理を食べながら仕事の話に戻り、どうすれば上手くいくか、少人数で話せば、活発な意見がでました。言い足りなかった事も言えて、お腹も一杯になり、そろそろ帰ります。
お勘定は、一人分が大体5,000円程度です。店主さんがお店の外までお見送りして下さいました。
2013年3月2日(土)