食べてみました:年の初めに豊年満作を祈り、お雑煮を食べてみました。

食べてみました。出世魚の終着はブリです。ブリをお雑煮に入れて、食べてみました。 沖縄で頂いた海ブドウ

食べてみました。沖縄土産のソーキと海ブドウを、お雑煮と一緒に食べてみました。

民主党が政権交代を訴えた時には、政権交代に期待をかけましたが、政権交代が思うような結果を出せなかったので、今度は前に失望した自民党政権に、またもや期待を託しています。

人の常として、平和な時には変化を望み、変化に飽きればまた平和を望みます。

こんな事を考えるのは年頭だからです。年の初めに、今年は何か変化があればなぁと思ってみたり、変化が続くと、平和な変化のない年を望みます。

年末年始を過ごした沖縄では、大きな変化はありませんでした。そうなると、少し変化を求めてしまいます。

変化の始めは、沖縄からお土産に頂いた海ブドウです。海ブドウは 温かい海で育つので、寒さには弱いのです。海ブドウが寒さに弱い事を知らない人は、つい冷蔵庫で保存しそうです。

内地で海ブドウを食べる事は滅多にないので、これは大きな変化です。

冷蔵庫に入れておくと、海ブドウはプリンプリンとした張りを失い、寒さで震えたように縮んでしまいます。

沖縄から帰って、神戸の自宅で、神戸らしいお雑煮を奥さんが作ってくれました。お雑煮は昔は、豊作を願う神事で神様にお供えしたお餅をお下がりに頂き、畑で出来た野菜を炊いて、一緒に煮込んだものでした。

お餅を使って、かまぼこ、大根、金時人参、あなご、ほうれん草、鶏肉が入ったお雑煮です。松葉博雄の家では、お雑煮の汁は、お清ましです。白味噌は使っていません。

ナマコは薄く切って、大根おろしと一緒に酸っぱい味で頂きます。

ブリの煮付けは、一切れだけお雑煮に入れています。お皿に盛りつけたブリは、ご飯と一緒に頂きます。ブリは出世魚と言われています。

始めの名前は、関西では、モジャコ(稚魚)から始まり、ワカナ(兵庫県瀬戸内海側)となり、その次にツバスと呼ばれ、少し大きくなるとハマチ(40-60cm)になり、さらにメジロ(60-80cm)そして最後がブリ(80cm以上)と呼ばれます。

沖縄で金城正道さんが、特別に煮込んでくれた豚の角煮を、お雑煮にも入れてみました。

海ブドウは、美ら海育ちの海ブドウドレッシングを使います。

デザートは、まだちょっと酸っぱい苺です。

日本文化の伝統の、お正月料理であるお雑煮をちゃんと食べておかないと、今年一年の家内安全の祈りを込めて食べておかないと、何かあったとき、今年はお雑煮を食べないのが悪かったと後悔したくないので、縁起物を食べています。

子どもの頃のお正月料理は、一度に沢山作っておいて、重箱に重ねて、毎日毎日同じ物を食べ、少し飽きてくると、茶碗蒸しに加工するとか、混ぜご飯を作るとか、おせちのバリエーションがいろいろありました。

今は食べたいと思えば、いつの時期でも、冷凍食品で入手する事も出来て、すっかり季節感は失われてしまいました。

2013年1月4日(金)