食べてみました。『炭を見れば全て分かる』焼肉は、炭を見れば焼肉の味のレベルが分かるそうです。
食べてみました。備長炭で焼く、火力が強い、炎が弱い、香りが良い備長炭で焼いた三田牛を食べてみました。三田牛の飛苑(2)
食べてみました。飛苑の社長に勧められるまま、共進会で名誉賞を得た三田牛の炭火焼を食べてみました。
飛苑の社長さんの蕨野謙二さんは、『炭を見れば全てが分かる。』と言っています。炭は備長炭に拘っています。備長炭は火力が強く、炎は弱く、炭の香りが良いせいです。
では、蕨野謙二さんの言うように、備長炭で焼けばどんなに美味しくなるか、焼いてみます。
大きな皿に盛りつけられたスペシャルコースの三田牛は、大きなお皿に反比例して小さなお肉が4枚と、4枚の肉よりもっと小さいお肉が2切れ盛りつけられています。
箸を使わないでトングを使って、お肉を網の上に置きっぱなしにしないで、トングで掴んだまま網の上を這わすように、裏返したり表にしたり、移動させながら焼いてみました。
トングで掴んだまま焼いていると、お肉からは、脂が備長炭に焼かれるように、炎を上げています。
十分に焼かなくても、強火であれば、短冊に切った三田牛は火がよく通ります。頃合いを見計らって、トングから肉を、タレに移し、タレをつけると、トングを箸に持ち替えて、直ぐに熱々の三田牛をほおばってみます。
柔らかい脂身がトロのように、美味しさを運んでくれます。トングでつまんで、動かしながら焼いた方法が良かったようです。
4枚の短冊状の三田牛は、すぐに食べ終えてしまいました。横に座って居た奥さんが、気の毒に思ったのか、肉を一枚お皿に譲ってくれました。
通常の焼肉であれば、塩タン、ロース、ハラミ、上ミノ、などとあれこれあるのですが、特上コースは短冊状のステーキ肉だけです。
ちょっと足りないので、上ハラミを追加です。これでご飯も一緒に食べて、お腹いっぱいになりました。
飛苑では、お米も自家農園で栽培しているそうです。これではきっと、安倍内閣が進めようとしている、TPPの参加交渉には反対するのではないでしょうか?
とっても美味しかったので、オーナーの蕨野謙二さんに美味しかったですよとお話しすると、とても喜ばれました。
お店の入り口には、第52回三田市肉牛共進会 名誉賞のペナントが飾られています。
飛苑の近くには、造船所の三菱重工と川﨑重工があります。しかし、三菱重工は神戸造船所を県外に移しました。
そうなると、そこで働く社員や、下請けの会社の社員は減少することになり、この地域の購買力が落ちることになります。
2012年12月27日(木)