飲食店のお店がオープンしても、長く続くかどうかはお客様次第です。まずは固定費を上回る、損益分岐点を越える事からです。
三宮町2丁目にある 麺所 水野でビジネスランチ
ポートピアホテルの麺所水野が、三宮町2丁目にあります。ここならポートピアホテルまで行かなくても、お昼の休憩時間に、気軽に水野のお蕎麦が食べられます。
今日の近隣の美味しい店は、麺所水野です。ポートピアホテルで利用したことがありますが、その麺所水野が、2012年7月に神戸三宮センターサウス通りに新たに出店しています。
ここを見つけたのは偶然です。以前に、この近くに美味しい天ぷら屋さんがありました。年季の入った職人さんが、客の注文を受けて、てんぷらを揚げていました。
50代の男性がサブについていましたが、なかなか老職人から天ぷらを揚げるように許してもらえません。いつまでたっても、下ごしらえばかりで気の毒でした。
あの次席の職人さんが、そろそろ、天ぷらを揚げさせてもらっているかなぁと、覗きにいってみると、もうお店はクローズして、別のお店になっていました。
その直ぐ近くにあったのが、今日の麺所水野です。食べ物屋さんの企業間競争は厳しく、固定客がつかなければ、お店を長く続ける事はできないようです。
麺所水野の名物は、新東京蕎麦(300g1100円)です。
松葉博雄は、天ぷら蕎麦(1300円)を注文しました。天ぷらは、蕎麦に始めから入ってるのか、別に皿に盛って出てくるのか、どちらかなぁ?と思い待っていると、別盛りの天ぷらが出てきました。
2本の天ぷらがX型に盛られていて、一つは海老で、もう一つは蟹でした。蟹を噛みきろうとしても、1本の筋なので噛み切れず、口の中に少しずつ押し込むようにたべると、上手く食べられました。
海老は、おつゆに浸かった天ぷらのようにして、天ぷらの油がお汁にしみ出るように、しばらく箸でゆらゆら揺らして、天ぷらの衣がほぐれるようにします。
これで、汁に浸った天ぷら蕎麦と、別に盛りつけの天ぷら蕎麦と、二つの食べ方が出来ました。お汁を飲んだ喉越しは、天ぷらの衣が溶けた方が、美味しく感じます。
厨房では、体格の良い二人の男性が、狭いところで働いています。厨房の外のサービス係は、二人の女性が和服姿でサービスに努めています。
4人も職員がいると、相当お客様が増えないと・・・、それにはどうすれば顧客創造が出来るのか、お蕎麦を食べながら演習のつもりで方法を考えています。
2012年10月7日(水)