明日は腰痛かなぁ?六甲山牧場の急斜面を上り下りして、きっと腰痛だ。

明日は腰痛かなぁ?六甲山牧場のこんな急斜面を上り下りして、きっと腰痛だ。リッキー君を連れて六甲山牧場(2)

六甲山の牧場を上り下りして、

明日は腰痛かなぁ?

こんな急斜面を上り下りしたら、

きっと明日は腰痛だ。

幼い足で山を登り、

頂きに辿り着くのは、

幼児には大変な事です。

リッキー君はジィジとパパに着いて、

丘の頂上に辿り着きました。

丘の上から見ると、

先ほど見た羊や牛の小屋は、

はるか下に見えます。

空も広がってきました。

青いキャンパスに、

刷毛で白いペンキをすーっと引っ張ったように、

白い雲が薄く、淡く、細く、広がっています。

向こう側の山にも林を開拓して、

草を植えた牧草地があります。

牧草地は冬を前にして、すっかり草が枯れかかり、

春の青々とした草原は その影もありません。

ここからおむすびを落とせば、

下の山の裾まで転がりそうです。

おむすびなら諦める事が出来ても、

リッキー君がこの坂を転がって麓までコロコロと、

玉転がしのように転がっては大変です。

ご用心、ご用心。

リッキー君は、バァバの携帯電話を返しません。

携帯電話の写真機能を使って、

六甲山の牧場を写そうとしています。

先ほど一匹だけしかいなかった羊が、

いつの間にか5・6頭に増えています。

そういえば、眠れない夜には、

羊の姿を思い浮かべ、

羊が1匹、羊が2匹、羊が3匹・・・と、

100匹でも、1000匹でも、数え続けていると、

眠れるといわれました。

ところが、眠れないときに羊を数えていると、

何匹まで数えたのか分からなくなって、

また1匹目から数え始めて、

せっかく300匹まで数え進んでたのに、

また分からなくなって、もう一度数え始め、

とうとう腹が立って一晩中眠れなかったという笑い話もあります。

イギリスやヨーロッパに旅行すると、

あちらでは山の傾斜が緩やかで、

牧草地にすれば、羊でも牛でも飼育できます。

ところが日本の山は、なだらかな勾配は少なく、

大抵急斜面で、牧草地には向きません。

従って、六甲山牧場のように、

羊が飼われているような緩やかな牧草地は、

滅多にありません。

言わんこっちゃない、

リッキー君は坂道を走って、

スピードが付きすぎて転けてしまい、

頭を道にぶつけてしまいました。

これも急勾配のお陰です。

しばらくは、リッキー君は大きな声を出して、

泣き止みません。

リッキー君をあやしながら進んで来ると、

チーズ館がありました。

あそこにレストランがあれば、昼食にしようと思います。

今日の六甲山は大賑わいで、

レストランも1時間待ちくらいの行列です。

それなら昼食は別のところにします。

来た道を通って、また駐車場に向かいます。

途中でポニーの散歩に出会いました。

このポニーも、かなり高齢のようです。

吊り橋を渡れば、

もうすぐ駐車場です。

駐車場に戻って、

次は六甲山ホテルに向かいます。

幸いリッキー君は思いっきり泣き続けたので、

そろそろ泣き疲れで、

車に乗った頃はストンと眠りに落ちました。

これなら、六甲山ホテルで食事するのに、

騒がなくて好都合です。

では、次の目的地に向かいます。

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2012年11月4日(日)