前兼久のハーリー戦に勝てば、職場で、地域で、仲間から祝福を受けます。名誉の為、プライドの為に、各チームとも、ゴールを目指して必死に櫂を漕いでいます。
ハーリー戦に勝てば、恩納村の職場で、前兼久の地域で、仲間から祝福を受けます。名誉の為、プライドの為に、各チームとも、ゴールを目指して必死に櫂を漕いでいます。 第137回沖縄訪問(13)
我慢、我慢、手が痛くなっても、腰が痛くなっても、ハーリー戦に勝てば、職場で、地域で、仲間から祝福を受けます。名誉の為、プライドの為に、各チームとも、ゴールを目指して必死に櫂を漕いでいます。
前兼久ハーリー祭はお天気に恵まれて、ジリジリと照りつけるような真夏の太陽の下で、激しいハーリー戦が進んでいます。皆さん出るからには、勝ちたい一心です。
アトラクションもあります。ジェットスキーに引っ張られて、水上スキーです。
4人でスタートですが、スタートした時点で一人がつまずいて3人でやってます。
昨日見た垂直に飛び上がるジェットスキーのアトラクションもありました。次は5人が旗を持った水上スキー、二段に乗って組み体操のように高く上がってきています。
朝日会には沢山の人が来ています。孫連れの人もよく見かけました。1年ぶりで会うとお孫さんは皆大きくなってます。
女子と男子の決勝があります。前兼久の港では、ぐるりと港を囲うようにテントが出来てます。真ん中辺りが本部席です。
豚の丸焼きは、どうなっているでしょうか? 皆さんどんどん食べ進んでいます。箸でつまんで取るというわけにもいかず、トングで予め細かく切り取って、並べておくと箸でつかめるようになります。
また雲が出て来ました。みなさん必死で漕いでます。女子・男子チームとも必死です。練習してるんです。
ハーリー船を見ていると、難しいのは舵取りです。特に、旗を回る、コーナリングが難しいようです。
最短距離で、小さく旗を回るには、舵取りと、一人一人のパドリングが難しそうです。息が合えば、上手くいき、呼吸が合えば、ピッチが揃います。
前兼久漁港にある、小さな島の向こうに、低く垂れ込めた雲が、横一文字に広がり、あの雲がこちらに来れば、スコールかなぁと、心配します。
男子チームだけでなく、女子チームも参加しています。女子チームは女子チームで、予選を勝ち抜いたチームが決勝に進みます。
段々レースが進んできています。レースの応援に熱中していると、後ろから、「松葉さーん」という声がかかり、振り向いてみると、恩納村議会の議員の糸数昭さんが、松葉さんにということで、琉球泡盛の特別酒を持って来てくれました。これは瓶詰めする前の特別のモルトです。
糸数昭さんが懐かしい人、 琉球新報社恩納村通信員 の小山 猛三郎 さんを連れてきました。以前、各所の産業祭りでお会いしました。お久しぶりです。小山 猛三郎 さんも松葉博雄を覚えていました。
岸壁でレースを見ては、朝日会のテントに戻り、ビールをおかわりし、料理を頂いています。松田正さんが孫を抱いて、「松葉さん、孫がこんなに大きくなったよ」と、嬉しそうです。
12時には戦没者の為の1分間の黙祷がありました。その後決勝です。片山正喜さんもやってきました。松田正さんの家族、孫を抱いて嬉しそうです。
饒波棟重さんに久しぶりにお会いして、「饒波棟重さんのバナナ畑のバナナの実をいただいてもいいですか?」とお伺いすると、「いいですよ、好きなバナナの房を切って持って帰って下さい」と、とても親切な了解が得られました。
話が付くと、早速片山正喜さんに相談して、一緒にバナナを取りに行くことになりました。
饒波棟重さんのバナナ畑に行く途中、金城家に寄って、神戸から持って来たお土産を置いていきます。金城家には、仲原正治さんが、奥さんと一緒に来ていました。
金城千賀子さんが、お昼ご飯の肉汁を食べて行きなさいと勧めてくれたので、片山正喜さんと一緒に、肉汁をお昼にいただきました。
お庭を見ると、神戸に来た時、阪神淡路大震災の慰霊の日に、ヒマワリの種を頂いて、持って帰って、自宅に蒔いた金城家のヒマワリは咲き終えて、種の収穫はもう終わったそうです。
2012年6月23日(土)