ベトナムの通貨は、 ドン(Dong=VND) です。ベトナムの現在の経済状況は、日本の昭和30年代後半から40年代に差し掛かる頃だそうです。
ベトナムの通貨は、 ドン(Dong=VND) です。ベトナムの現在の経済状況は、日本の昭和30年代後半から40年代に差し掛かる頃だそうです。大阪市立大学(1)
国際地域経済研究領域の研究発表です。ベトナムの通貨は、ドン(Dong=VND)です。ベトナムの現在の経済状況は、日本の昭和30年代後半から40年代に差し掛かる頃だそうです。
大阪市立大学大学院のゼミのある日です。今日見ている本は、仕事に役立つ魔法の本です。
どんな本が紹介されているのか、立場によって推薦されている本が違います。役員・社長候補などの経営者に対する推薦の本は、ドラッカーの『イノベーションと起業家精神』上・下と、ジェームズ・C・コリンズの『ビジョナリーカンパニー』です。
ドラッカーの本は、経営者のバイブルになっています。ジェームス・C・コリンズの本も、ドラッカーに続く本と評価されています。サブタイトルは、『時代を超える生存の原則』です。
2つの著書は、これまでいくつかの論文で、参考文献にしていた本なので、お馴染みです。
教室に入ると、今日の発表者の吉田さんが、パワーポイントを立ち上げて、発表の準備を済ませていました。吉田さんのテーマは、ベトナムでのソフトウェア開発です。
そこで発表の前に、しばし、吉田さんと雑談です。ベトナムの事が詳しいので、いろいろ尋ねて見ました。ベトナムは現在発展途上国です。そうすると、日本の発展途上の時代におきかえると、今はいつぐらいに相当するのでしょうか?
吉田さんの考えでは、今のベトナムは、日本の昭和30年代後半で、40年に差し掛かる手前くらいの経済状態だそうです。驚いたのは超インフレで、何千万ドンとか、何億ドンという紙幣が日常的に使われているそうです。
36円で1万ドン、3,600円で100万ドンですから、36,000円が1千万ドンになってしまいます。円と比べると、通貨呼称単位がべらぼうに違います。日本の貨幣価値に置き換えると、1000円を出せば、美味しい料理が食べられるそうです。
今日の報告は1人で2コマです。ベトナムは、先進国の投資を受け入れようと、社会全体で取り組んでいます。日本もベトナムに投資をして、新しい国際分業を目指そうとしています。
国際地域経済研究に関する研究なので、経営の研究とは違った知識を頂きました。
2012年6月11日(月)