蛍の宿は川草が繁る清流です。ほたるの宿は、西脇市中畑川の流域です。
蛍の宿は川草が繁る清流です。皆が待ってるほたるの宿は、西脇市中畑川の流域です。 西脇ツアー(2)
蛍の宿は川草が繁る清流です。10万匹の源氏蛍が飛び交うと言われる、ほたるの宿は、西脇市中畑川の流域です。
西脇市の中畑川流域に広がるホタルの生息地に来ています。少しずつ車が集まって来ています。どうしてここを知ったのですか?と尋ねてみると、神戸市の舞子から来られている、やや高年のカップルの方はインターネットで知ったそうです。
元々のお里は宮崎県で、宮崎にはホタルが木に止ると、クリスマスツリーに見えるほど鈴なりのホタルの宿があって、子どもの頃に見たホタルの光りを思い出して、もう一度ホタルを見たくなり、ご主人にお願いして舞子から来たそうです。
ホタル愛好会の掲示板が置かれている、ほたるの宿には、少しずつ人が集まってきています。子ども連れのグループも、幾組も来ています。
都会に住む親心としては、幼い子どもに、日本の故郷、日本の季節の行事や自然との関わりを実際に体験させる事で、教科書で学ぶ理科の内容が、実際に自然を大切にすればホタルも蘇ることを教えたいのです。
そのためには、自然を守る相互協力が必要です。例えば、農薬はホタルの生息地には控える、公共工事としてむやみにホタルが棲む自然の川を改修と称して、ブルドーザーで川底をえぐり、土手をコンクリートで包み、ホタルを根こそぎ絶やしてしまわないことです。
都会の人達も、ゴミを持ち帰る、ホタルを捕獲しない等の、ホタル鑑賞のマナーを守ってホタル鑑賞をしなければいけません。
中畑地区の人に尋ねてみると、この辺りには、イノシシと鹿が畑にやってきて作物を食べるので、微弱電流のネットを張り、人間の方が囲いの中で暮らしているそうです。
山裾には、ここから畑にはイノシシや鹿を侵入させないように、柵の扉があり、中畑町区長が「門扉を開けた人は必ず責任をもって閉めて下さい。」と注意書きがあります。
ホタル鑑賞のマナーに、ホタルの撮影にフラッシュを使わないで下さいと、注意書きがあったので、残念ながら松葉博雄もカメラで、闇夜のホタルは捉えられていません。
イメージとして、神戸観光写真集から、西脇市中畑川周辺のホタルの飛び交う写真を借用します。
期待より、少ないホタルの数でした。 ホタルの飛び交う数は、一定の条件があれば多くなり、条件が悪くなると少なくなります。 良い条件は、蒸し暑い、雨の降らない夜です。
気になるのは、今夜の夕食です。 西脇ロイヤルホテル 1泊2日の和食プランを予約しているので、夕食の門限があります。 夕食は9時でおわりなので、8時を少しまわると、せっかく暗くなった中畑川から、西脇ロイヤルホテルへ移動しなければなりません。
温泉旅行は往復の時間から比べると、温泉に浸かる時間は僅かです。 ホタル鑑賞も温泉旅行と同じ様に、暗くなるまで辛抱強く待って、8時を過ぎてやっと暗くなり、ホタルが飛び交う幻想的な光景を目の当たりにして、もうそろそろ帰る時間になります。
もったいないなぁと思いながらも、食事の門限に遅れると今夜の食事がなくなるので、急いで西脇ロイヤルホテルを目指します。
もう夜なので、西脇ロイヤルホテルの駐車場の入り口が見つからず、周辺をぐるぐる廻り、それでも分からないので、ホテルのフロントに電話をして、フロントの方が誘導に出てきてくれました。
今日の予約は、松花堂弁当です。 西脇といえば、黒田の庄の黒毛和牛ですが、ステーキとなると、前日からの予約が必要でした。
予約をしていなかったので、今夜は松花堂のお膳にして、黒田の庄の黒毛和牛は明日の楽しみにしておきます。
いつも聞く事ですが、サービス係の女性に、この西脇ロイヤルホテルの経営は、誰がしているのですか?と尋ねてみました。答えは、大和ハウス工業株式会社(大野直竹社長)の100%出資会社である、大和リゾート株式会社(串田誠治社長)です。
2012年6月6日(水)