ドイツは、エコの国で 良い物を長く使おうという姿勢が見られます。
日本の使い捨て文化は、これでいいのかな?ドイツは、エコの国で 良い物を長く使おうという姿勢が見られます。日本の使い捨て文化に対する疑問が湧いているようです。ドイツは、エコの国で良い物を長く使おうという姿勢が見られます。そういえば、使い捨てコンタクトレンズは従来型の長期使用レンズを駆逐してしまいました。
日本の使い捨て文化は、これでいいのかな?
ドイツにいる次女から、海外郵便が届きました。
可愛らしいキャラクターが箱に描かれています。
何が入っているのか、開けるのが楽しみです。
事前予告では、松葉博雄が昨年ドイツ訪問をしたとき、
ドイツ朝顔の種を買って、帰国後種を蒔くと、秋になっても朝顔が夜まで咲き続けていたので、
もっと沢山の色のドイツ朝顔を欲しがっていたので、
娘はあれこれ朝顔の種を見繕って送ると言っていました。
一堂に並べてみると、あるある、
沢山花の球根や種がありました。
ドイツのパックセットの紙箱は、
とても可愛らしい絵柄を使っています。
こんな紙箱なら、この後捨てないで、
子どものおもちゃ箱にでも使えそうです。
パックセットを開けてみると、
毎日飲んでるコーヒーや、
沖縄に行くときのクレアちゃんへのお土産も入っています。
コーヒーの名前はダルマイヤー(Dallmayr)です。
調べて見ると、
日本総代理店(ミラン・フジタ社長)が神戸にあります。
ダルマイヤーは、300年の歴史がある、世界一のデリカテッセンです。
以前に頼んでいた、朝顔の種が入っています。
朝顔だけでなく、グラジオラスや、
チューリップの球根も入っていました。
海外からの郵便物なので、
当然税関が関与しています。
さらに、今回は植物の種が入っていたので、
横浜植物防疫所の植物検査合格証の印が押されています。
種は紙箱を開け、さらにその中にある種の包みにも
植物検疫の合格証のテープが貼られています。
6月になると、今が一番美味しい時季の
ホワイトアスパラガスを別便で送ってくるそうです。
そのときに使う調味料も入っていました。
娘からの手紙がありました。
オランダのゴッホ美術館へ行ったとき、
絵ハガキを買って、
そのゴッホの絵ハガキをつかっています。
手紙には、こんな事を書いています。
『ゴッホは、短い生涯でしたが、
沢山の作品を情熱的に描いたようです。
日本の文化からもかなり影響を受けたようです。
日本人として、みていて少し誇らしくなりました。
ドイツは、エコの国で、
良い物を長く使おうという姿勢がみられ、
今の日本のように、ものであふれかえり、
必要以上に物を安く買い、
すぐに使い捨てる文化はどうかなと考えさせられます。
人間としての幸せとは何か?
ということも考えている最中です。』
日本にいると日本の事を考えないのに、
海外に出るとその国と
日本の比較文化を考えているようです。
確かに、物の溢れた日本には、
物を得る幸せに光りが当たり、
心の幸せが物の影になっているかもしれません。
次女は、お父さんが蘭が好きなので、
蘭の為の肥料も入っていました。
効果があれば、また送ってくれるそうです。
フランス製のチューブに入った
栗ジャムも入っていました。
栗のジャムなんて日本にはあるのでしょうか?
流石グルメの国、フランスです。
以前のドイツ訪問の時、社員の皆さんに、お土産に買って帰ったウェハースを使ったナッツとチ
ョコレートのお菓子です。食べた人は皆好評でした。
コーヒーや紅茶を飲む時に、
口に合いそうなビスケットも入っています。
昔、学生が都会に出て、
大学に通うと、郷里のお母さんが、
子どものために、箱に詰められるだけいっぱいの、
地元の食品や、日用品、なかなか手に入らない、
珍しい物を子どもに送ってあげていた時代がありあした。
そんな光景を詩にしたのが、
千昌夫の歌う、『北国の春』です。
白樺 (しらかば) 青空 南風
こぶし咲くあの丘 北国の
ああ 北国の春
季節が都会ではわからないだろうと
届いたおふくろの小さな包み
あの故郷 (ふるさと) へ帰ろかな 帰ろかな
娘が、ドイツから送ってくれた小包は、
父と母を思う、パックセットでした。
2012年6月3日(日)