査読付き投稿論文を書くには疑問を見つけ、問題提起をすれば、それが研究目的になります。
査読付き投稿論文を書くには疑問を見つけ、問題提起をすれば、それが研究目的になります。疑問を明らかにするには、先行研究からの分析フレームと仮説が必要です。
査読付き投稿論文を書くには疑問を見つけ、問題提起をすれば、それが研究目的になります。先行研究を示して、分析フレームと仮説を設け、論理展開して仮説を検証します。
図書室に行くと、2週間後の返却期日を表示しています。今日借りると6月11日月曜日が返却日になります。
大阪市立大学院 創造都市研究科の紀要が発行されていました。少し発行日が遅れているようです。
手に取ってみると、一緒に学んだ竹田さんの査読論文が掲載されていました。
査読論文を採択してもらうまでには、一つのテーマで調査から始まり、ゼミでの繰り返しの発表の後、投稿先の学会での発表をし、採択されるまで何年もの研究期間が背後にあります。実に長い努力の結晶です。
今日の明石芳彦先生の博士課程後期のゼミは、一人で2コマを使った発表です。
博士論文のフレームワークをパワーポイントを使って発表し、先生方からコメントを頂きます。博士論文を書くためには、その前提条件として、2つ以上の論文の評価を学会に投稿し、査読を受け、採択され、学会誌に掲載される事が条件になります。
発表報告が終わると、先生方からのコメントが続きます。松葉博雄も通ってきた道ですが、仕事上で得てきた知識と情報を、アカデミックな論文に書くことは、一定の作法があります。
先行研究を定め、先行研究との対話の中から問題提起をする事で、研究目的に繋がります。先行研究を使って、分析モデルや仮説を作り、そこから持論が展開していきます。
修士論文と博士論文の違いは、何本かの査読論文が論文に含まれているかどうかです。
修士論文の作成の時は、指導教員とのやりとりで論文は書けましたが、博士論文となると、外部の学会で自分の研究テーマを報告し、質問を受け、その後投稿論文を作成し、何度かの匿名査読者とやりとりがあり、アクセプトされるかどうかが決まります。
とても長い期間、緊張が続く、ドキドキハラハラの連続するドラマです。
2012年5月28日(月)