名古屋観光ルートバスに乗って、名古屋市内観光に廻ります。最初は、名鉄エリア-1の産業技術記念館です。

名古屋観光ルートバスに乗って、名古屋市内観光に廻ります。最初は、産業技術記念館です。トヨタグループの13社が共同して設立した博物館です。名古屋観光旅行(1)

JR名古屋駅の前から、名古屋観光ルートバスに乗って、名古屋市内観光に廻ります。最初は、産業技術記念館です。1day券なので、1日中バスが乗り放題です。

名古屋に一泊旅行で行ってきました。新大阪から新幹線に乗って、名古屋にはお昼前に着きました。

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新幹線の指定席に座ると、京都から外国人の団体旅行客が乗り込んできました。皆さん大柄です。新幹線の席が少し窮屈そうです。

添乗員の方は、新幹線での移動時間でも、外国人の皆さんが退屈しないように、千代紙を配って、鶴の折り方をレクチャーして、日本文化の紹介に努めています。

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このように折り紙をしながら、退屈な時間が出ないように、添乗員サービスに努める方法は独自で考えたのか、あるいは先輩から申し伝えで伝わっているのか、気になります。

サービスは、自分で考えて新しいサービスを開発する人もいれば、言われたことしか出来ないサービスもあります。自分で出来る人は、サービス精神が旺盛な人です。

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JR名古屋駅の2つの新幹線改札口の間に、セイコー社製の時計のモニュメントが設置されています。ここを集合場所、待ち合わせ場所にしている方が沢山いらっしゃいます。

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名古屋駅前の「白亜館 チャイナ」で昼食にします。ランチバイキングはコーヒー付きで850円です。

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メインメニューをひとつ選んで、他はブッフェコーナーから頂きます。

選べるメニューは、

A.海老のチリソース炒め

B.ホイコーロー

C.鶏肉油炒めのユーリンチー

D.豚ロースと野菜のセイロ蒸し

E.ピリ辛マーボー豆腐 の5つから選べます。

よく考えて選んだのは、豚ロースと野菜のセイロ蒸しです。ビールは別料金です。

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お昼を済ませて、これから名古屋観光ルートバスに乗って、あちらこちらに寄り道しながら市内観光をします。

名古屋の駅周辺で目立ったのは、この辺りは禁煙地区で、歩きながらの煙草の喫煙は禁止されています。違反者は過料2,000円です。どこから見張っているのでしょうか?

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なごや観光ルートバス メーグルです。ここから30分~1時間に1本、名古屋の市街地の見所を巡回するバスが出ています。

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最初の見学地は、産業技術記念館です。産業技術記念館は、トヨタグループが共同でグループ発祥の地である旧豊田紡織本社工場跡に設立したものです。繊維機械館、自動車館など、ものづくりの文化施設です。

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トヨタと言えば自動車ですが、トヨタの発展の基礎を作ったのは、豊田自動織機の豊田佐吉翁です。産業技術記念館に入ります。流石、産業技術記念館の受付の方は、しっかりした美人のお嬢さんです。

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トヨタテクノミュージアム産業技術記念館は、トヨタグループ13社が協同して設立した、参加型博物館です。

トヨタグループ発祥は繊維からなので、最初の展示は綿からです。綿の木を植えて、綿の花を採取して、綿の花から線維を繋いで糸にして、糸から布に仕上げていく、初期の作業工程から、豊田佐吉の考案した自動織機と、さらに現代のコンピュータを使った織物まで、一つの体育館の様な広い場所で、日本の織物の歴史が進んでいきます。

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入り口に、綿花の造花模型がありました。奥から、開花一日目、開花二日目、開花二週間後と札に表示されています。

日本の木綿の産地は、泉州・河内・三河が有名です。江戸時代には、木綿の栽培は、米の栽培よりも、現金収入を得られやすいので、肥料には、思い切って、金肥(イワシ・油粕等)を使うようになりました。

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経済発展の初期には、各国で木綿を栽培し、糸を紡ぎ、布を織る事から、初期の商業資本が育っていっています。アメリカでは、人手が足らず、移民や奴隷によって広大な土地が木綿畑に変わっています。

初期の頃は、ほとんど人力だったのが、豊田佐吉の様に、当時としてはものすごいイノベーションを起こし、商業資本から産業資本へ成長しています。

2012年5月24日(木)