コンタクトレンズ企業の販売担当者は、使い捨てレンズの時代になってから、実務的・専門的な経験よりも、マーケティングの知識が重視される時代になりました。メーカーさんへの支払い日 2012年3月
コンタクトレンズメーカーの販売担当者は、DISPレンズの時代になってから、実務的・専門的な経験よりも、MBAレベルのマーケティングの知識が重視される時代になりました。メーカーさんへの支払い日 2012年3月
最近のコンタクトレンズ企業の販売担当者は、使い捨てレンズの時代になってから、実務的・専門的な経験よりも、専門的なマーケティングの知識が、高い役職に就くには重視される時代になりました。
3月末の支払日です。支払日には、各メーカーの担当者が、朝早くから来られます。支払いの時には、その月に起きた業界の情報を、相互交換するのも大切なことです。
担当者によっては、あらかじめこんな情報を知っていますかと、松葉博雄の知らないことを教えてくれることもあります。
さんプラザコンタクトレンズの取引先は、大きく分けて、外資系の企業と、国内系の企業に分かれます。外資系の企業は、使い捨てレンズが中心です。
各担当者の方には、コンタクトレンズ業界の抱える課題について、経営学で学んだ事を中心に、あらかじめ課題をお話ししています。翌月には、その課題に対して、自分なりの考えを話してもらいます。
このような、経営学に関する視点から、コンタクトレンズ業界の課題を考える機会はあまりないようです。従って、とっても勉強になると、喜ぶ人もいれば、頭を悩ます人もいます。
先日、淡路島で買って来た徳島みかんを、皆さんに差し上げています。品種は十万温州です。この品種は主に徳島県で広く栽培されています。
話しながら、みかんを食べながら、コーヒーを飲みながら、経営学風の談義をしていると、時間はどんどん過ぎてしまいます。
3月は、一般企業では期末で、決算月になります。外資系企業では、12月末が期末となる企業が多いようです。
3月には、担当者の交代もあります。いわゆる転勤です。せっかく慣れた方も、次の方と交代して、家族と一緒に、あるいは単身赴任で任地に赴きます。
使い捨てレンズの販売が日本で開始されたのは1990年からですが、使い捨てレンズの時代になってから、メーカーの担当者は、コンタクトレンズに実際に触れない担当者が増えてきました。
昔の話では、コンタクトレンズのフィッテングと装用練習やケアについての一連の知識を、長期に渡って研修を受けて、それで、販売現場に出かけていました。
使い捨てレンズの時代になると、販売担当者は、コンタクトレンズの実務的経験が無くても、コモディティ商品を扱うように、商品知識に変化が出て来ました。
コンタクトレンズの専門知識よりも、マーケティングの知識があれば、責任のある役職に登用されるようになりました。
2012年3月30日(金)