社長の社員研修 ドラッカーの「現代の経営」『事業とは何か』の研修をしました。
社長の社員研修 ドラッカーの「現代の経営」『事業とは何か』の研修をしました。ドラッカーのマネジメントの研修です。『事業とは何か』の研修をしました。 淡路で社員研修(2)
ドラッカーの現代の経営第5章『事業とは何か』を中心に、
マネジメントの研修をしました。
研修の教科書はドラッカー『現代の経営』です。
本1冊読んで議論するのはあまりにも内容が多いので、
「第5章の事業とはなにか? 」に焦点を当てて、議論をします。
ドラッカーの現代の経営を教材に選んだのは、
2000年からです。
研修を受ける人は第5章を予め読んで、
レポートを書いてもらっています。
レポートを書いておく事で、
第5章の概要が予め分かるからです。
第5章の要約は事業の目的です。
事業を企業と置き換えても同じです。
一般的には、事業や企業の目的は何でしょうか?
これまで面接の時や、
大学での非常勤講師で学生の皆さんに尋ねた時、
一番多い答えは、
事業や企業の目的はお金儲けと言えば生臭いのですが、
利潤の追求と答える人が一番多いのです。
しかしドラッカーは、事業の目的は利益の追求ではない、
金儲けではないと言っています。では何でしょうか?
ここから研修の重要なポイントになります。
私たちがコンタクトレンズを販売するのが、
お金儲けや利潤の追求から始まると、
利潤を最大化するには、
売り上げの最大化と経費を最小化する行動をとります。
ここでドラッカー先生の偉さが分かります。
事業の目的は、事業の存続であるとしています。
つまり一旦生まれると、
出来るだけ長生きをするように生きていく事になります。
では、生きていくためには何が必要でしょうか?
そうです。
生きるためにはエネルギーです。
つまり、食べる事です。
企業も生きていくためには、顧客が必要となってきます。
しかし、顧客は何もしないでも獲得できるわけではありません。
顧客を獲得することを、顧客の創造と言います。
顧客を創造する為には企業間競争があり、
企業間競争を勝ち抜くためには、
顧客が望む財とサービスを提供しなければなりません。
それには企業はマーケティングとイノベーションにより、
顧客満足を追求し、
顧客の創造・維持・育成を図らなければなりません。
このような内容の研修を、午前中の3時間で行いました。
外は、どんよりしたお天気です。
そろそろお昼になります。
この近くには、食堂は沢山ありません。
行きつけの渡船食堂に行く事にします。
淡路に来たからには、
この渡船食堂の主人が
目の前の海で獲ったお魚が美味しそうです。
メバルが刺々しく、針が見えています。
このメバルの活きの良さを証明しているのは、
煮たときのメバルの反りです。
活きの良いメバルを見ると、
メバルの尾っぽは上に向いて反り返します。
刺身も頂きます。
ブリのあらと大根の煮付けも美味しいのです。
研修に来た3人も新鮮なお魚に喜んでいます。
やはり普段買うスーパーのお魚とは、
大きさも新鮮みも違った
美味しい味が出ていると喜んでいました。
![]() |
会社のお昼ご飯に選ぶメニューは少ないメニューですが、
渡船食堂で食べるメニューは
社長の私が、たくさんお皿をガラス戸棚から取り出して
テーブルに並べたので、
品数はいっぱいになりました。
ちょっと残念なのは、
淡路のタコは、とってもこりこりして美味しいのですが、
タコの天ぷらが少し時間経過の為、
あつあつの揚げたての天ぷらでなかった事が残念でした。
この後、豚汁が出てきます。
これは熱々で野菜もいっぱい入っていて、
栄養士が見たら納得しそうなメニューです。
お腹が膨らんで気温が上がって、
心配なのは午後からの研修の眠たさです。
社長が難しい話を続けていると眠くなるので、
午後は眠気対策の研修生一人ずつ、
午前の研修内容と書いてきたレポートを参照して、
質疑応答になります。
2012年2月22日(水)