京都府加悦町、雪が降るころは 除雪車、吹雪、墨絵の世界。

加悦町、古墳公園、峰山小学校、除雪車、吹雪、墨絵の世界。社員旅行カニツアー

加悦町に入ると古墳公園があります。

峰山小学校の前には除雪車が吹雪を搗いて、

除雪作業をしています。

不思議な墨絵の世界を見るようです。

川端康成の雪国では、

トンネルを抜けるとそこは雪国・・・・でしたが、今

日のバスツアーでは、

大江山を下るとそこは雪国でした。

海花亭のある京丹後市の下にある与謝郡の辺りです。

もうここら辺は、雪国です。

**

こんな豪雪は、神戸に住んでいると

ほとんど見る事がありません。

家も車も雪に覆われ、車もずっと徐行運転です。

**

この辺りは、加悦町古墳公園があるところです。

松葉博雄は、前方後円墳を作る時、何度もこの辺りにイメージ作りに訪れました。

**

田んぼのあるところは、一面真っ白で、

木も雪の重みで垂れ下がっています。

**

京丹後市のとみた眼科・皮膚科クリニックの前には、

除雪した雪が堆く積まれていました。

やはり、眼科の看板にはすぐ目が行きます。

**

素朴な疑問ですが、

大昔、まだ防寒対策が出来ていない頃の人達は、

この寒さをどのように防いでいたのでしょうか?

古墳があるのですから、

古墳時代には人が住んでいて、

暖かい時ばかりでなく、

雪に埋もれた季節もあったはずです。

電気のストーブやこたつもない、

石油ストーブもない、羽毛布団もない、

すきま風が吹くような昔の民家で、

家族が身を寄せて暖をとっていたのでしょうか?

**

京丹後市立峰山小学校の前は、

小学生が歩いて入るには、

無理なくらい雪が積もっています。

**

バスの前には除雪車が2台連なって走っています。

毎日どのくらいの除雪車が出動しているのでしょうか?

社会問題になっているのは、

お年寄りが多い豪雪地域では、

雪下ろしが出来なくて、

雪害に悩んでいる問題です。

**

だんだんと空も曇り空になり

吹雪になってきました。

雪で視界も悪く前を走る車は、少しかすんでいます。

**

屋根の上にも車の上にも30cm近くの雪が積もっていて、

車が走る道路も完全な雪道です。

バスのタイヤはスタットレスをしているそうなので、

雪道でも走ることができますが、

バスは雪の中を走るゴロゴロという音が聞こえてきます。

**

こんな雪道を、大きなバスを運転して、

運転手さんは怖くないのかな?と思います。

インタビューしてみたかったのですが、

横から話しかけて運転の気が散るといけないので、

インタビューはできませんでした。

**

バスから見る景色は、墨絵のようです。

彩りは雪に包まれて、墨を使って濃淡を描く、

南画風のようです。

雪に圧倒されて、神戸では見られない雪景色に驚いているうちに、

ゆっくりゆっくりバスは進んで、もうすぐ海花亭です。

雪景色 関連記事 アーカイブ

2012年2月9日(木)