可哀想な事をしました。亀さんごめんね。
可哀想な事をしました。亀を寒さから守ろうと思って、可哀想な結果になりました U君と一緒に王子動物園(5)
可哀想な事をしました。 亀を寒さから守ろうと思って、可哀想な結果になりました。 亀を冬眠用の箱から出してあげられませんでした。 王子動物園の亀を見て思い出しました。
爬虫類コーナーに行くと、ワニがいました。
幼児が興味を持つ動物は、身近な絵本や、TVアニメ、DVDに出てくる動物キャラクター達です。 ぽんぽこ山のたぬきさんとか、クリスマスのトナカイさん、くまのぷーさんなどから、馴染みが出来てきます。
U君も、どういうわけか「ワニさんワニさん」と言って、ワニを見たがっています。 王子動物園のワニは1mくらいの体長で、それほど怖い大きさではありません。
不思議なのは、ワニと一緒の水槽に小さな魚がたくさん飼われています。
あの小魚を、ワニさんは食べないのでしょうか? こちらのほうが気になってきました。
体は小さく、可愛らしいワニです。活発に泳ぎまわっていました。
亀もいます。この亀は食事中でした。 大きなカメではなく、まだまだ小さいインドホシガメです。
最近、マンションなどでこっそり飼えるペットとして、亀に人気がでています。 亀なら走らない、吠えない、狭いところでも平気、2・3日留守しても大丈夫という点から人気なんだと思います。
亀好きな人が選ぶ亀は、地味な亀ではありません。 星のマークを背負って、賑やかなマントを着たような亀です。 こんな亀は、当然稀少動物で、ワシントン条約にも保護対象になっています。
これは、ヒョウモンガメです。
亀を見ながら思い出しました。 昔、近くの小川で息子が一匹の比較的大きな(人の顔くらい)亀を見つけて自宅に連れて帰り、自宅の庭で亀が何処にも逃げられないよう、逃げ道を塞いで飼ってみました。
亀は段々懐いて、そのうち、魚肉ソーセージなどをあげると、手渡しで食べるようになりました。 もっと慣れてくると、亀の方から頂戴頂戴と言うように縁側にやって来て、おねだりをするようになりました。 亀は冬眠すると聞いていたので、寒い冬を越す為に箱に入れて、寒さ対策をしていました。
段々、亀がなついて可愛くなってきました。 ところが、1995年1月17日の阪神淡路大震災が突然起き、住宅には住めなくなりました。 ガス・水道・電気が回復してきたのは、春になってからです。
春になって自宅に戻り、亀の事を思い出しました。 寒さ対策をしていた亀を、庭にまた出してやろうと箱を開けてみると、冬眠から覚めた亀は空腹に耐えきれず、亡くなっていました。 その事はとても可哀想で、息子も寮から帰ってきて、亀が亡くなった話を聞いて、しょげ返っていました。
自宅が半壊して中に入れなくなり、電気・ガス・水道も止り、自分たちの避難を優先てしまい、亀の世話まで手がまわりませんでした。
亀に深い懺悔の気持ちを持っています。 この亀の話がUくんのママとの会話に出てきて、改めて思い出しました。
イグアナをみると、7月のドイツ旅行で見た宝石を身にまとったイグアナを思い出します。
爬虫類コーナーは、皆ややダラダラとしていて、見ていても特に動くわけでもありませんでした。
松葉博雄が行ってみたい場所に、ガラパゴス諸島があります。 ここには、陸イグアナと、海イグアナがいるそうです。 この目の前にいるイグアナは、王子動物園に来るまで、どんなドラマがあったのか、こちらの方も気になります。
2011年11月24日(木)