明石温泉の人丸花壇は花屋さんではありません。料亭旅館です。
明石温泉の人丸花壇は花屋さんではありません。料亭旅館です。人丸花壇は料亭旅館です。奥さんと一緒、奥さんと一緒に、どこに行こう?明石温泉の人丸花壇でいい日だな(1)
明石温泉 人丸花壇は料亭旅館です。
奥さんと一緒に、どこに行こうかな?あっちもこっちも、
大体行っているので、新しいところを探しています。
運転手は松葉博雄、ナビゲーターは奥さん、奥さんと一緒に行けば、
いつも道を間違えて、とんでもないところに行くことがあります。
でも、今日は安心。ナビゲーターと松葉博雄の記憶が、奥さんと一緒でした。
選んだのは、明石の料亭旅館 人丸花壇です。
料亭旅館の人丸花壇は、明石市役所の側です
明石市役所庁舎のすぐ側です。
大倉海岸に沿って、国道28号線を走り、
明石市役所の手前で、北の国道2号線方向に曲がると、
人丸花壇がすぐに分かりました。
人丸花壇は料亭旅館です。玄関に徳川家の葵の幕が張られています。
料理旅館の玄関には、徳川家のご紋の葵の幕が張られています。
玄関には、お客様をお迎えする、従業員が立って、待機しています。
なぜ、徳川家のご紋が使われているのでしょう?これは調べてみます。
明石温泉と唱っていますが、本当に天然温泉でしょうか?
これも、調べてみます。
では、奥さんと一緒に玄関から入って行きます。
かなり、年季の入った老舗旅館の造りです。
事業開始は1950年ですから、2011年では、61年です。
コンタクトレンズのメニコンは、60周年ですから、ほぼ同じ頃です。
玄関前の前庭は、さほど広くはありません。
大きな石灯籠が、据えられています。
玄関をくぐるとロビーです。やや薄暗いロビーで、
それほど広いスペースではありません。
あちらこちらに、江戸時代をイメージさせる置物が目立ちます。
まず、屏風と葵のご紋、
戦国武将が使った鎧と兜、槍が、「いらっしゃいませ」とは言いませんが、
「よろしく」と言っているに聞こえます。
生け簀を囲んだテーブル席
ロビーから、敷居を一つまたぐと、生け簀を囲んだテーブル席があります。
「ここに入るんですか?」と、案内のサービス係の方に尋ねると、
「そうです。」と言われ、「え~?ここで温泉に入るのですか?」と、
念を押すと、「お湯に入るのではなくて、この奥に入るのです。」
と言われました。
「生け簀に入ると、サメと鯛が泳いでいて、風邪を引きますよ」
と、笑われました。
生け簀の周りのテーブル席も、
壁には葵のご紋が、いくつも並んでいます。
世が世であれば、葵のご紋の前には、庶民は頭が上がりません。
奥さんと一緒に平伏です。
ここに入って下さいと言った、その入る道が、
手すりがついた、橋のような小道です
この小道を奥さんと一緒にずっと前に進むと、今日の日帰り温泉、
日帰り明石温泉の座敷になります。2011年10月13日(木)
明石の人丸花壇でいい日だな(2)
お風呂にしますか?お食事にしますか?
この台詞は、まるで「8時だよ全員集合」で、
志村けんと桜田淳子が昔やっていた、
コントのようです。
通されたお部屋は、8畳間くらいの小部屋です。
小部屋ですが、床の間もあり、
床の間には、縁起のいいいように、
打ち出の小槌を持って、子宝が授かるように、ネズミを持って、
肩には金銀財宝が入った宝袋を持って、
大黒天さんが松葉博雄を迎えてくれています。
サービス係の女性が、ちょっと待って下さいね。
お茶をお持ちしますからと言ったきり、
なかなかお茶が出て来ません。
お昼前で、今日はお茶のサークルの
つわぶき会の方が沢山おいでなので、
そちらの方に手を取られて、
小部屋のことが忘れられたのでしょうか?
人丸花壇 天然温泉
10分ほどたって、お茶がでて、
お風呂にしますか?お食事にしますか?と、
まるで、旦那さんが帰ってきた時に、
奥さんが尋ねるような台詞です。
まず、お風呂に入ることにしました。
お風呂の写真は、誰もいないときに、
松葉博雄の奥さんが女湯で撮ってくれました。
男湯と女湯は、日替わりで入れ替わるようです。
「間違えないようにしてくださいね」と、
奥さんがサービス係の人に念を押されました。
人丸花壇 明石温泉
明石温泉なんて名前は、あまり馴染みのない温泉の名前でした。
明石温泉は、明石海峡に面した海岸近くの地下を、掘った温泉です。
この辺りは、固い岩盤があり、
貫通した岩盤の見本が、風呂場に展示しています。
展示されているのは、大正天皇が使われた、
当時の風呂桶です。特別製だそうです。
人丸花壇の敷地は広いのですが、明石温泉の風呂場は、
昔風の旅の宿のような小さな温泉です。近隣の問題があり、
お風呂では静かに入るようにと、掲示がありました。
人丸花壇の天然温泉です。
明石の地下は花崗岩の岩盤になっていて、
これが8千万年も前にできたものなのだそうです。
その岩盤から吹き出した明石温泉は、鉄分や塩分、
カルシウムなどを沢山含んでいて、
病気療養などにとても有効なのだそうです。
この温泉は、天然療養温泉の金泉で、
希望があればお酒も頂くことができるそうです。
松葉博雄は、ハンドルキーパーなので頂けませんが・・・。
今日の男湯では、お風呂から屋外を見ることは出来ませんでしたが、
今日の女湯では、簾のむこうは屋外のようです。
人丸花壇 明石温泉 露天風呂
露天風呂も男女共にありました。今日の男湯では、
ほんの僅かな隙間から、外が見えました。
蒸気風呂もありました。5分も入れば、
蒸気で汗が流れ出るほどの暑さです。
どんなに頑張っても、お風呂には、そんなに長くは浸かれません。
30分くらいで、明石温泉からでて、部屋に戻り、一服します。011年10月13日(木)
明石の人丸花壇は料理旅館です。明石の人丸花壇でいい日だな(3)
明石の人丸花壇は花屋さんではありません。料理旅館です。
サービス係の女性は、何人かが交代で部屋に入ってきました。
かなり年配の方に、○○さんご存じですか?と尋ねていました。
知っているような、忘れたような、相づちです。
今日の「かけはし御膳」は、ご飯はタコ飯です。
錦糸卵も細く切って、調理人の芸の細かさが伺えます。
メインディッシュは、あれやらこれやら紹介しきれないくらい、
多種多様なお料理です。
こうなると、ノンアルコールビールが欲しくなります。
人丸花壇の和食 少量多品種
和食は、見た目には、量的には物足りないくらいの小量ですが、
食べ進んで行くと、次第にお腹に丁度いいくらいになり、
さらに、食べ進むと、もうお腹いっぱいになってしまいます。
今度は、若いサービス係の女性が、お部屋に入ってきたので、
ひょっとして、ここの経営者の家族の方かと思い、尋ねてみると、
まだ社歴の浅い外部の方でした。
天麩羅の揚がりも、いいです。パリッと揚がっています。
料理人に尋ねたことがあります。味噌汁と、おすましとは、
どちらが作るのに、味をつけるのに、難しいでしょうか?
答えは、ダントツにおすましが難しいそうです。
人丸花壇は、料理旅館ですから、料理が自慢です。
今日の昼食は、かけはし御膳で4725円です。
お昼限定で、予約をすれば、小部屋で、天然温泉に入れて、
3時間ほどの自由な時間があります。
並べて写真を撮ってみると、料理人は、
大変なご苦労があることが分かります。
これだけの多くの食材を使った、季節の彩りや味わいを出して、
味を調えるのは大変なことです。
大変嬉しそうな顔になりました。味が美味しかった事で、
ゆっくりとくつろいで食べられたことで、
嬉しい顔になりました。
食事の最後は、フルーツです。梨と葡萄でした。
梨は、生の梨と違ったような、何か手を加えたような梨の味です。
何をしているのでしょうか?
お腹いっぱいになりました。ご馳走様でした。
食事の後、壁には、さかなクンの明石だこの絵がありました。
一通り、温泉に入って、料理旅館の美味しい和食を食べる、
日帰り温泉コースは終わりです。
でも、まだ14時です。これでは、家に帰るのは早すぎます。
それでは、明石周辺を、何かないか?と、調べてみます。
明石から、自宅に帰るのは、すぐなので、
まだ2~3時間は寄り道しても大丈夫です。
さて、どこに行きましょうか?
人丸花壇に入るときに、課題が二つありました。
一つは、なぜ徳川の家紋が使われているのかです。
この答えは、人丸花壇のオーナーの方が、
徳川家に繋がる家から、嫁入りしていました。
それで、徳川家と縁続きになり、徳川の葵のご紋が使っていました。
次に、明石温泉は本当に天然温泉でしょうか?答えは、
明石海峡に繋がる地下の岩盤をくりぬいて、
沸いてくる地下水を加熱した天然温泉でした。
そういえば、垂水にも、地下から湧き出る天然温泉 太平の湯がありました。
太平の湯に入ったのは2007年の頃です。
2011年10月13日(木)