兵庫の秘湯 朝来市生野渓谷 黒川温泉 〜美人の湯〜 ダムハヤシライス
兵庫の秘湯 朝来市生野渓谷 黒川温泉 〜美人の湯〜 黒川温泉に向かいます。ダムハヤシライス 丹波市・朝来市へドライブ(4)
兵庫の秘湯 黒川温泉 〜美人の湯〜
慎重に、慎重に運転して下さい。
慎重に運転しないと、黒川温泉に通じる道は、
ガードレールの無い細い道です。
落ちたら終わりです。
大名草庵(おなざあん)の店主、
西岡芳和さんに見送られ、
これから秘境、黒川温泉に向かいます。
台風15号の影響で、山道には河川の水が溢れ出て、
途中路肩のゆるみに気をつけるように注意がありました。
兵庫の秘湯 黒川温泉 〜美人の湯〜 黒川温泉に向かう林道は、国道429号線
黒川温泉に向かう林道は、国道429号線です。
運転は慎重に、慎重に。
これから越す峠は、青垣峠です。
台風の降り注いだ雨水は、山肌に染みこみ、
杉や檜に降りかかった雨は、
ゆっくりと地上に落ちて、集まった水は、
小さなせせらぎを氾濫させ、
小さな滝を作り、大きな流れになり、
道をえぐって危険な状態を作っています。
慎重に、慎重に道路も冠水しています。
ゆっくりと、細い道を後に引き戻せないほど、
細い道を進んでいると、
脳裏に過ぎるのは、
「もし、ここで、対向車が来たらどうしよう・・・。」
という心配です。
慎重に、慎重に、どちらかが下がって譲らなければ、
すれ違いの出来るような道幅ではありません。
慎重に、慎重に、山崩れに慎重に、崖崩れに慎重に。
やっとピンチを切り抜けて、
細い道を通り抜け、少し拓けた台地に来ました。
集落が有るようです。
慎重に、慎重に運転したおかげです。
朝来市生野渓谷 黒川温泉 の途中で 天然なめたけ
一軒の農家の庭先に、
大好きななめたけの無人販売をしています。
普段手にするなめたけよりは、
サイズが大きく、立派です。
これがなんと1パック100円です。
全部買いたいほど、独占欲が湧いてきます。
でも、松葉博雄と奥さんの2人では、
なめたけも傷んでくるので、
日持ちもしないし、3パックで折り合いました。
慎重に、慎重に扱って、
なめたけをクーラーボックスに入れます。
この辺りは、大明寺の近くです。
黒川温泉は直ぐに見つかりました。
予想していた施設より立派な施設です。
車の室内温度を25度に設定していると、
車の中には暖かい風が吹いています。
それもそのはず、外気は16度です。
外気に対して、室内は暖房になってしまっています。
黒川温泉の入り口のすぐ側に駐車場があり、
駐車場に車を止めて外に出ると、肌寒い感じです。
六甲山に来たような感じです。
兵庫の秘湯 生野渓谷 黒川温泉 〜美人の湯〜
黒川温泉は公営施設のようです。
受付のおじさんは愛想の良いおじさんです。
入浴料は、大人600円です。ホールの中には、
名物のハヤシライスの匂いが立ちこめていました。
現在、入浴客は誰もいません。
お天気の悪いことと、途中、道路閉鎖の箇所もあり、
さらに平日が重なり、入浴客は誰もいないようです。
入浴客は台風の後、
黒川温泉に来るアクセスに慎重に、慎重になってるようです。
露天風呂もありました。
露天風呂の屋根越しに山の峰が見えて、
峰には霧がわいています。
黒川温泉は、もう一度来たくなるような良い温泉です。
硫黄の臭いはしませんが、
鉱物質の溶けた水質が、ぬるっとした感じをして、
なんだか腰痛にも、肩こりにも、
疲れにも、筋肉痛にも効きそうです。
やや水温が温めなので、
少し長く入っていても湯あたりしませんでした。
黒川ダムをイメージして考案された『ダムハヤシ』は、
「黒川温泉」の人気№1メニュー。
※ごはんを堰堤(ダム)、ハヤシをダム湖、
トッピングを温泉周辺の生野渓谷の風景に見立てています。
“さっぱりしているのにコクがある”ハヤシソースは継ぎ足し、
継ぎ足し煮込んだ料理長自慢の味です。
そのお店の味をご家庭でも楽しんで頂ける様、
レトルトにしました。
お店のレシピを元に何度も改良を重ね、
やっと納得いく、お店に近い味に仕上がりました。
さっぱりとしたトマトベースにたっぷりの玉ねぎ、
但馬牛のコクと旨味がご飯との相性ぴったりです。
秘境、黒川温泉は、
自然災害があると、たちまち道路は影響を受けて、
ますます秘境になってきます。
黒川温泉に出掛ける時には、国道429号線の隘路は、
運転には慎重に、慎重に、お願いします。
2011年9月22日(木)
兵庫の秘湯 朝来市生野渓谷 黒川温泉 〜美人の湯〜 ここまで険しい道を、国道429号線を、黒川温泉まで脱輪することなく走ってきたので、ここからは、安全な道を選びます。 丹波市・朝来市へドライブ(5)
ここまで険しい道を、国道429号線を、
大名草庵から黒川温泉まで
脱輪することなく走ってきたので、
ここからは、安全な道を選びます。
帰る道を考えます。
近い道は、来た通りを折り返すことです。
しかしそこには、あの恐怖の国道429号線の隘路が待っています。
もし対向車が来れば、どちらかが後すざりをして、
悪ければ、ガードレールの無い道を越えて、
谷底へ墜落というストーリーが待っています。
そこで、折り返しの道は見送って、
ここまでの国道429号線をさらに
播但連絡道の生野ランプを目指して進むことにします。
ここまでの道は途中に生野ダムがあります。
細い渓谷は少しずつ川幅が広まり、川の水が増えています。
台風15号の通過直後なので、圧倒的な水量が、川に瀬を作り、
岩に撃ち当たり、白波を立てています。
ここまでの途中に、アマゴのつかみ場がありました。
都会の子供が、ここまでお父さんお母さんに連れられて、
清流の中でアマゴのつかみ捕りなどをすれば、
一生の思い出になるかもしれません。
ここまで来ると、素晴らしい渓谷です。 黒川渓谷です。
黒川渓谷をここまで過ぎると、川はせき止められ、
ここからは、生野ダムになっています。
生野ダムでは、水量がここまで増しています。
生野ダムの水面には、船が浮かんでいました。
ここまでの生野ダムを過ぎると、ここからは、
史跡生野銀山、生野鉱物館に向かいます。
2011年9月22日(木)