広島県三原市 みはらし温泉 森川孝人社長 西日本最大規模のキャバレー王
みはらし温泉の森川孝人社長 は西日本最大規模のキャバレー王で、東は福富太郎と言われています。
知ってましたか 三原市のみはらし温泉
「みはらし温泉」に到着しました。
みはらし温泉は、2千メートル地下から沸いてくる潮水です。
舐めると海水そのものの辛さです。
透明ではありません。濁った茶褐色です。
大浴場がありますが、
ビルの屋上に露天風呂があります。
露天風呂からは、瀬戸内海を航海する船がすぐ側に見えます。
すぐ部屋に通して貰って、
海を眺めて休憩をします。
夕食は19時半を予定しているので、
それまで館内を歩いたり、温泉に入ったりします。
みはらし温泉は、
お墓参りに来たときにはよく泊まる宿です。
今は夏休みなので、家族での宿泊客もいました。
見晴らし温泉から瀬戸の海が見えます
窓から見える瀬戸内海の景色です。
向こう岸のなだらかな山は、青々としています。
ぷ~んと匂ってくるのは、イチジクの匂いです。
イチジクの葉から出てくる匂いは、
イチジクの葉ではなくて、
イチジクの切り口からにじみ出る白い液体の匂いです。
この白い液体は、ゴムの木を切った時ににじみ出るような、
粘着性のある液で、手に付くと、
べたべたと粘着して、
手を洗わずにはいられないしつこさがあります。
みはらし温泉の経営者は誰?
みはらし温泉で気になっている事は、
みはらし温泉の経営者の事です。
それが偶然に、分かりました。
フロントに最新号の
「ビジネス界 7月号」が、
無料配布されています。
ビジネス界7月号の表紙には、
見晴らし温泉の経営者である森川孝人さんです。
ページをめくると、「表紙の人」のテーマで、
森川観光グループ代表取締役会長である
森川孝人さんの経歴を紹介しています。
読んでみると、なるほど、
なるほどと、事業意欲が伝わって来ます。
西日本のキャバレー王 森川孝人社長
なんと、西日本最大規模のキャバレー王と言われたそうです。
ちなみに、東のキャバレー王は、
福富太郎さんだそうです。
みはらし温泉を作ったきっかけは、
キャバレーもそろそろ衰退期に入り、
新規事業を考え、人が喜ぶ観光産業で、
温泉がいいのではないかと考え、
ヘリコプターをチャーターし、
三原市一帯の空中探査、
調査を2,300万円かけて行いました。
場所が見つかると次は、ボーリング調査です。
1,000メートルで31℃、
2,000メートル掘れば45.1℃の
温泉が噴き出す事が分かりました。
ここまで読むと、
これはもう事業創造(ベンチャー)です。
となると、次の興味は、どうして森川会長には、
ベンチャースピリットがあったのでしょうか?
記事を追って読むと、
森川会長のベンチャースピリットの根っこには、
ハングリー精神がありました。
一旦、国鉄に就職し、十年務め、
身内の会社を建て直すことを依頼され、
実業界に入って行きます。
今日のお話はここまでです。
もっと、知りたいと思った方は、
追加リクエストをしてください。
見晴らし温泉の食事
夕食は食堂で頂きます。まずはビール、
それから舟盛り刺身3,000円、
鯛のあら炊き980円、タコご飯です。
定食を頼もうかなと思いましたが、
ここの所夏バテ気味で、
奥さんもあまり食欲がありません。
単品のお料理を頼んで、分けることにしました。
オコゼをお願いして、
舟盛りにしていただきました。肝もついています。
「ビジネス界」を読んだおかげで、
みはらし温泉で働く従業員の方の、
企業組織文化がなんとなく伝わって来ました。
グループ企業の中で、人事交流があるようで、
人的サービス業に慣れた方が多いことを感じます。
釜飯を注文すると、
5分もしないうちにタコの釜飯ができました。
これはなんだかおかしいと思い、
サービス係の人に尋ねてみます。
この釜飯は、お米から炊いたのですか?
炊いたものを釜に入れたのですか?ーお米から炊きました。
お米から炊いて、
どうして5分でできるのですか?
ー前もって、いくつもお米から釜飯を炊いていて、
保温をしておきます。
注文があれば、保温している
釜飯をすぐに出すようにしています。
それでは、今日、いくつ釜飯を用意するのか、
どのように数を決めるのですか?
ー大体の傾向が分かります。
できるだけ売れ残らないように、
予想値より、若干少なめに作っています。
売れ残りのリスクと、
売り切れのリスクを比較して、
売り切れのリスクを選んでいます。
とまぁ、こんな話しで納得して、タコ飯を頂きました。
最後は、オコゼの造りの残りを、
唐揚げにして、カリカリにして、
皿盛りにしてくれました。
これが美味しいこと、
かりかりかりかりして、ビールとよく合いました。
2011年8月3日(水)