おいしいもの:おいしいものを、見つけることは、楽しいことです。おいしいものは、人に聞き、自分で訪ねて、おいしい場所で、食べてみることです。おいしいものには、旬があります。旬な時こそ、おいしいものは、本当においしく、頂けます。
おいしいもの淡路 新鮮果物の買いものツアー(5)
びわの実は、毎年味が違います。お天気によって、日照によって、味がかわります。さらに、淡路のびわでも、少し離れただけで、農家の味が変わり、同じ農家のびわでも、それぞれに実る木によって、味がかわります。
これだけの、変数が、それぞれ相互に関係し合って、味を変えていくとなると、全部食べても、どれが美味しいのやら、わかりません。
そうなると、口コミが頼りです。特に、地元の人で、食べ物に詳しい人の、意見を聞いてみることです。
富島の、いちじろうの板長さんに聞いて、ここが一番おいしいという推薦がありました。
播磨灘に面する、国道のすぐそばに、びわの農家と、直販所がありました。
別段、のぼりや看板はたっていません。
農家の、前に駐車場のスペースがあり、ヤマトの宅急便が停まっていたので、この辺かなと勘をつけて、車を停め、軒屋に入って行きます。
ぴったりアタリでした。
昔、わらぶき屋根だったようで、瓦葺きに換えています。
中に入ってみると、土壁で、土間があり、土間に集まって、作業をしています。
最初見たとき感動した、発声器つきの秤があり、ここでも、「LLです」「Lです」「Mです」と、計る人に間違いがないような、機械の声が聞こえてきます。
見本のびわを、食べてみました。お尻の方から皮をむいてみると、みずみずしい、びわの露が、服にかかりそうなほど、ジューシーです。
甘みもあります。これは美味しいと、思いました。
奥の方には、母屋があり、中庭が作業所になっていて、直射日光を防ぐように、屋根と屋根の間に、すだれを架け、日よけをつくっています。
あじさいが咲いていました。ヤマト宅急便の、運送の人が、ひっきりなしに出入りしています。
母屋と作業所とは、別棟に、なにやら小さな別棟があり、水洗式でない、手洗いがつるしてあります。
これは、昔式の、和風の建物です。においも少し、漂ってきます。
裏山の方にでてみると、びわの木が、畑に何本かたっています。ほとんど、びわの実は収穫されていて、今は、実はありませんでした。
家庭用の焼却炉があり、びわの実に、かぶせた、袋がいっぱい山積みになっていて、どれだけ多く、びわの実が収穫されたのか、想像ができます。
おいしいびわ農家を見つけたので、これを今日の収穫とします。
その後、松葉博雄は自宅でびわをお酒に漬けたりしています。是非そちらの記事もご覧下さい。
2010年6月25日(木)