阪急六甲駅周辺で、美味しい店の新規開拓をしてみました。
美味しい店が続くには、顧客がいて、食材が集まって、職人が揃う事です。
晩ご飯を外で食べたいなぁと思ってみても、JR六甲道と、阪急六甲駅の近辺で、美味しい店を探すのは、なかなか難しいのです。一般的に美味しい店は、優れた食材が集まり、美味しいものを食べたがるお客が居ることが、美味しい店を支える要因になります。
神戸市灘区の、阪急沿線は、所得層の高い住宅地なので、必ず美味しい店の需要がありそうです。それが見つからないのは、見つける努力が足りないのだと思い、今日は、普段行かない店を、歩いて探してみました。
阪急六甲駅のすぐ北東に、古い時代を感じさせる寿司屋をみつけました。ひっそりとしていて、のれんにも年季が入っています。
調べると、大正12年12月に建てられ、築88年になる長屋の一角にお店があります。この「彦六寿司」のオーナーは、昭和23年から母子2代で、女性寿司職人が握っているそうです。
せっかくみつけた「彦六寿司」は、客席わずか5席で、松葉博雄と奥さんが座る席がありませんでした。お店の方のお話では、土日は予約がいっぱいのようです。平日のお昼と夜は、お値段が一緒ということでした。ちょっと、電話して来てくださいと、丁寧に案内を受けたので、また今度ということになりました。
「彦六寿司」のすぐ前には、高級マンションの建設中です。お金持ち層がまた集まると、それを見込んだ美味しい店ができることを期待しています。
2011年6月11日(土)