経営責任者が行う 経営理念の浸透施策 研修目的~2004年の淡路研修~

経営者の為すべき機能として、経営者の責任

1.企業の目的に基づいて経営理念を明確にする。
2.戦略的意思決定を行なう。
3.経営の執行を行なう。

研修目的

これらの事を実践するためには、経営者自身が何回も繰り返して従業員に対するメッセージを発信する事となります。

したがって、研修と言ってもその中身は経営者の持つ経営理念を話し、戦略的な意図を説明し、日々行なっている経営の具体的な中身について事例を挙げながらお話をします。

我が社では、事業規模が小さいことにより、外部に委託して教材を作ってもらったり、講師を派遣していただいたりするような研修の丸投げは行なっていません。

社長自身が、神戸商科大学大学院経営学部で学んだ、経営的理論をベースにした教材を作ります。

あまり理論的な難しい事を並べても、従業員の皆さんは全て理解できるわけではありません。

しかしこれでも難しく思える事は確かです。

そこで、途中途中にはアルコールが入り、話が弾むようにします。

したがって、ビジネスモデルと言われる経営のアウトラインとか、基本理念についての中心部分をパワーポイントを使って要点をはっきりさせ、分かりやすく討論し合います。

今回の研修は、この2004年4月入社の社員を中心にメンバーを構成しました。

前回に比べて、どれだけ社会人として成長したか、ということが楽しみの一つでもありました。

2004年4月に研修会をした時の、「記念植樹」の樹と、成長を競い合ってください。

中心とした議題は、「サービス・プロフィット・チェーンの概念」についてでした。

このサービス・プロフィット・チェーンを壊すものはどのようなものか、壊さないようにするには何に注意したらいいのか・・・のような事を、もっと、もっと、分かり易く噛み砕いた話で進めました。