課程博士:博士論文を提出するには、査読論文の採択が条件になります。

課程博士は、学術誌・学会誌に投稿論文を投稿して、匿名レフリーの査読を通ると、学会誌に掲載されます。

課程博士を習得した客員研究員の松葉博雄は、週に一回、明石芳彦先生のゼミに参加するため、大阪市立大学の文化交流センター 大学院 創造都市研究科へ通っています。

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博士号の学位を修得するためには、大学に博士論文を審査して頂き、公聴会を経て、博士論文の内容が、博士の学位に相当することが評価されれば、学位が頂けますが、その前に条件があります。

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条件は、博士論文だけではなく、博士論文を書くためには、外部の学術誌・学会誌で、投稿論文の査読を匿名レフリーから受けなければなりません。これが、なかなか厳しいのです。

その学会も、一定のレベル以上を要求されます。高いレベルの学会ほど、投稿論文の査読は、難しく、なかなか採択されません。

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図書室には、創造都市研究科に関連する、いくつもの学会誌が、閲覧できるように書棚に並んでいます。

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学会誌だけではなく、一般の経済誌や、経営誌もあります。

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今日のゼミでは、二人の発表を聞いています。前回の発表からどこまで進んだか、パワーポイントで発表を聞きながら、気がついたところをメモして行きます。みんなで聞いて意見し合うことで、研究の質を高め、完成度を上げていきます。

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松葉博雄が博士課程を受講していた時も、何度も何度も自分の研究内容に目を通し、発表の予行演習をしてゼミに臨んでも、明石芳彦先生からの多方面から意見に、気がつかなかった事が教えられ、自宅へ帰って、夜中の12時を回っても、手直しを繰り返していた事を思い出します。

側に、りんりんがやってきて、よく励ましてくれました。

2011年4月25日(月)