シーズー犬りんりんの待ちくたびれた夜が、連日続いています
松葉博雄が大阪市立大学大学院の演習から帰ってきた、夜遅くなった頃です。
りんりんは、ずっと、帰りを待ってくれていました。
りんりんに、今日の一日のお話を聞かせてあげると、りんりんは、安心したように、落ち着いて話を聞いています。
夜も遅いので、りんりんに早く寝るように言って聞かせます。
でも、りんりんの頭の中には、離れて暮らしている家族が、まだ帰っていないので、玄関で待つつもりです。
「待ってもダメよ。今夜は帰ってこないのだから」と言っても、りんりんは、玄関のマットの上に座って、まだ待つつもりのようです。
律儀なりんりんの性格にも、困ったものです。
「諦めて、寝床に入ったら?」と思っていますが、この律儀な気持ちについ、同情してしまいます。
2008年4月14日(月)