鵯（ひよどり）は噂通り、甘いミカンが大好きです。

鵯（ひよどり）といえば、神戸の兵庫区には鵯越（ひよどりごえ）という地名があります。昔から、神戸の山系には、鵯（ひよどり）が多くいたことがわかります。

鵯（ひよどり）は、飛びながら、何か食べ物はないか、何か捕食するものはないかと、探しながら飛んでいるようです。

鵯（ひよどり）は、甘い物が好きなようで、甘い柑橘系の果物なら、すぐに見つけるようです。鵯（ひよどり）を、ネ－ブルで呼んでみます。鵯（ひよどり）は、噂のようにすぐにやってくるでしょうか。

松葉博雄の自宅の庭で、梅の木枝にネーブルや、イチゴなどのフルーツを、輪切りにして刺してみます。噂の通り、鵯（ひよどり）は、梅の枝にさしたネーブルを求め、２・３分後にはやってきました。

鵯（ひよどり）は、すずめやうぐいすよりも体型が大きく、先に来ている小鳥を追い払います。ネーブルを自分の独り占めにしようと、他の小鳥を追い払います。

鵯（ひよどり）は、甘い物が好きという噂で、それなら甘いイチゴで鵯（ひよどり）を呼んでみると、イチゴの時には鵯（ひよどり）は飛んできませんでした。どうやらイチゴは不評でした。

鵯（ひよどり）は巣に帰ったら、仲間達にここには美味しいものがあるよと知らせて、仲間を呼んできてくれるでしょうか？それはないと思います。生存競争が激しい中で仲間にまで、美味しい話を広めるかどうか、疑問です。

鵯（ひよどり）は松葉博雄の視線に気付かず、一生懸命フルーツをつついて、ネーブルの輪切りをあっという間に食べてしまいました。

鳥の目に弱点があることがわかりました。網目のサッシや、薄いカーテン地があると、鳥の目には、その後ろの人の気配が分からないようです。

噂の通り、鵯（ひよどり）は甘い果物、ミカン類が大好きで、遠くからでも見えていて、すぐに飛んできます。人が甘いと思う、熟れたイチゴは、鵯（ひよどり）には甘くないようです。イチゴには全く興味がありませんでした。

2011年3月21日（月）