シード佐藤隆郎社長と会食、話題は コンタクトレンズ素材について考える

シード佐藤隆郎社長との面談後、会食時の話題は コンタクトレンズ素材について考えるでした

シード 代表取締役社長の佐藤隆郎氏

面談の機会をいただき、

その後、昼食をご一緒しました。

お店は、旧東急ハンズ隣の

神戸和食の「あんど」です。

趣味はなにですか?

佐藤社長の趣味をお尋ねしました。

これといった、趣味は無いそうですが

ゴールデンリバーの犬を飼っていて

犬に引っ張られて、家の周りを散歩することが

唯一の趣味のようです。

我が家でも、シーズー犬の、りんりんを飼っていたので

ワンちゃんの話で、会話が弾みました。

昼食の席では、

コンタクトレンズの話題では

チェコ化学者である 

オットー・ウィフテルレ(Otto Wichterle)が」

シリコンを素材にした

ソフトコンタクトレンズ発明で

特許を獲得した話をしました。

日常の話題から研究の話まで、

終始和やかな雰囲気の中で

意見交換が行われました。


博士論文のテーマは「コンタクトレンズ素材」

佐藤社長は経営者であると同時に、

博士号を持つ研究者でもあります。

博士論文のテーマは、コンタクトレンズの素材研究

これはシードという企業が

「視力補正器具を売る会社」ではなく

“目に直接触れる医療用材料を

研究・開発する会社”であることを象徴しています。


コンタクトレンズ素材はここまで進化している

一般にはあまり知られていませんが、

コンタクトレンズの快適性・安全性の多くは素材で決まります。

① 酸素透過性(Dk値)

角膜は呼吸しています。

酸素を十分に通す素材でなければ、

・充血

・角膜障害

・装用トラブル

につながります。

近年は、高酸素透過性素材の研究が進み、

長時間装用でも角膜への負担を

抑えられるようになっています。


② 含水率と装用感

一見「水分が多い=快適」と思われがちですが、

含水率が高すぎると、

逆に目の水分を奪う場合があります。

素材研究では

  • 乾燥しにくい

  • 涙となじみやすい

  • 表面が安定する

  • といった点が重視されます。


③ 表面特性と汚れにくさ

レンズ素材の表面構造は、

・タンパク汚れ

・脂質汚れ

の付着に大きく影響します。

素材レベルで「汚れにくさ」を設計することは、

装用感だけでなく目の健康維持にも直結します。


素材研究がもたらすもの

佐藤社長の博士論文に代表されるような素材研究は、

すぐに派手な違いとして見えるものではありません。

しかし、

  • 毎日安心して使える

  • 長年装用してもトラブルが起きにくい

  • 「なんとなく楽」という実感

こうした積み重ねの快適性を支えているのが、

素材研究です。


コンタクトレンズは「工業製品」ではなく「医療材料」

今回の面談と昼食を通して改めて感じたのは、

コンタクトレンズは単なる消耗品ではなく、

高度な素材工学と臨床知見の結晶だということです。

研究者としての視点を持つ経営者が、

素材という根幹にこだわり続けてきたからこそ、

今日の国産コンタクトレンズの

信頼性があるのだと思います。


まとめ

  • コンタクトレンズの快適性は「素材」で決まる

  • 酸素透過性・含水率・表面特性が重要

  • 博士論文レベルの研究が、日常の装用感を支えている

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                   2026年1月11日

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