ボシュロム サブスクリプション登場 「ボシュロムプラス」 他社との差別化を図るための戦略は?

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ボシュロムのサブスクリプションが登場 ボシュロムプラス 他社との差別化を図るための 戦略は? 各社共、コンタクトレンズの医療性を重視した販売システム

ボシュロムより

安藤 功リージョナルマネージャー、

そしてDTC部 DTCヘッド 山口 厚さん

嶋岡 邦寿課長さんが

来社されました。

今回のお話の目的は

「ボシュロム プラス」という

ボシュロムの

サブスクリプションについてです。

これまで、メルスプランを始め、

SEEDのらくらくシステム、

ジョンソン・エンド・ジョンソンの

アキュビュー定期便、

アルコンのマルロなど

各メーカーから様々なシステムが

ここ数年で急速に広がってきました。

そして今回、いよいよボシュロムからも

新たなシステムが登場します。

ボシュロムの新しい販売システムは

ボシュロムプラスです。

今回は、このボシュロムプラスについて

詳しく説明して頂きました。

「ボシュロムプラス」は、

眼科で診察を受けて処方箋を取得し、

その処方内容に基づいて

自宅にコンタクトレンズが届く

便利なサービスです。

ネット通販や、雑貨店で購入するルートとは

一線を画し、眼科と提携し安全性を重視しています。

処方箋の有効期限内であれば、

基本的に3ヶ月ごとに

レンズがご自宅に配送されます。

さらに、会員専用サイトを

利用すれば、お届けの間隔や日時も

自由に変更可能です。

自分のペースに合わせて

無理なく続けられる仕組みになっています。

入会金は不要、送料も無料で

解約金もかからないので、

安心して始めることができます。

忙しくてなかなか

眼科受診の重要性を認識していただき、

店舗に行く時間が取れない、

うっかり買い忘れてしまいそう、

必要な分だけ無駄なく使いたい、など

そういった方にぴったりのサービスです。

近年、コンタクトレンズの購入は

ネット通販が主流になりつつあります。

ボシュロムの調査でも、

全世代共通でネット通販を

利用している人が一番多い

という結果が出ています。

理由としては、「お店に行くのが面倒」

「待ち時間が長い」といった声が目立ちました。

確かに、忙しい現代人にとって、

わざわざ時間を作って

眼科や店舗に足を運ぶのは

負担に感じる場面も多いと思います。

しかし一方で、ネット通販の中には、

処方箋に基づかず自己判断で

レンズを購入してしまうケースも多く、

これが大きなリスクを伴います。

目に直接使用する医療機器だからこそ、

本来であれば定期的な検査と

医師の指導が欠かせないのです。

診察なしの、自由な購入方法は便利ですが

コンタクトレンズによる不具合、障害などは

全て、自己責任となります。

近年、コンタクトレンズ業界では、

サブスクリプション型ビジネスモデルの導入が

急速に進み、競争環境が大きく変化しています。

各メーカーは、コンタクトレンズの医療性を重視しつつ

利便性や継続利用を重視した

新しいプランを次々に打ち出し、

従来の「都度購入型」から

眼科と提携した、

「定期配送型」への移行が加速しています。

これまで、コンタクトレンズの

サブスクリプションといえば、

メニコンのメルスプランが先駆け的な存在であり、

長い間、ほぼ唯一の選択肢でした。

ところがここ数年で

状況は大きく変わり、

SEEDの「らくらくシステム」、

アルコンの「マルロ」、そして

今回登場したボシュロムの新サービスなど、

各メーカーが相次いで

サブスクリプション市場に

本格参入するようになりました。

これにより、業界全体では

コンタクトレンズの医療性重視と

「便利さ」「手軽さ」「継続的なサポート」が、

ますます重要なテーマになりつつあります。

何れの販売システムも

医療ルートが介在しない販売方法を

医療ルートが介在する販売システムに戻そうとしています。

こうした流れの中で、

単なる価格の安さだけでは、

お客様から選ばれ続けることが

難しくなってきています。

今後、販売店やメーカーに求められるのは、

他社との差別化を図る独自性、

そして顧客満足を高める付加価値の創出です。

この競争環境をどう乗り越えるかが、

成長の明暗を分けることになるでしょう。

今、コンタクトレンズ業界は

販売形態の大きな転換期を迎えています。

サブスクリプションモデルの普及をはじめ、

これまでとは違う新しい流れが

生まれつつあります。

今後、この変化が

どのように進んでいくのでしょうか。

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