淡路市岩屋 果樹園の管理 雑草対策に防草シート張り 工務店は人手不足が深刻なようです

投稿No:10093

果樹園は管理の難しさもつきもの 厄介なのが雑草の問題 防草シートを張りました

イノシシが住むような

荒れ地となった棚田を開拓して、

花と緑の街づくりとなるように

開墾を進めています。

広い土地が魅力ですが、

管理の難しさもつきものです。

特に厄介なのが雑草の問題です。

どこから飛んでくるのか、雑草の発芽は

絶えることもありません。

草刈りしても、雨が降り日差しが戻れば、

たちまち元気を取り戻し、

次々と生えてきます。

これまで、何度か工務店に頼んで

草刈りをしましたが、数か月もすれば、

また新たな雑草が茂ってきます。

とくに、気温が上がって

雨がよく降る梅雨の頃は

短期間の間に驚くほどの

雑草が生い茂ってきます。

この場所は元々棚田だったため、

地形の特性もあって、

水はけや日当たりが良く、

果樹にとっては理想の環境ですが、

それは雑草にとっても同じことで、

まさに理想的な環境のようです。

どんなに手入れをしても

雑草は、次々と生えてきます。

とてもキリがありません。

果樹や土地を守るため、

防草剤を撒くことは

避けたいという思いがあります。

もう私一人の力で、

草刈りなんてできません。

広い棚田跡地全体に、

シートを敷く作業は個人では

とても手が回らないため、

工務店の力を借りることにしました。

淡路市の工務店にお願いして、

デュポンの防草シートを張って

雑草が生い茂るのを防ぐことにします。

特に広い土地では、一度設置すれば

その後の管理が格段に楽になります。

ここでまた問題が起きました。

棚田は傾斜地で地面の凹凸が大きく、

防草シートを張るには地面を出来るだけ

平にする必要があります。

ブルドーザーを使って、山の斜面の凸凹を

平にするように、工事をしました。

これで防草シートを張りやすくなりました。

すでにたくさんの果樹を植えているので

防草シートを張る時には、

果樹の根元の辺りをあけるように

加工しながら防草シートを広げていきました。

使った防草シートは

デュポン製の350G

幅2m、長さ30mのものです。

工務店が用意した防草シートは、

30mが3本でした。張ってみると、

これでは足りないことが分かってきました。

防草シートを留めるのは、

20cmほどの固定ピンです。

防草シートと防草シートをつなぐ

接着テープも用意されています。

侵入道路の斜面にも

防草シートを張っていきました。

作業に当たっている工務店の人たちは、

社長と作業員3名の、

計4名の方が丁寧に防草シートを張って

さらに、風で飛ばない様に、ピンを打ち込んで、

抑え込んでいきました。

防草シートを張っておけば、

雑草が生えることを防いでくれます。

デュポンの防草シートは、

品質の高いレベルを選んだので

10年以上は耐久性があるそうです。

すべてを張り終えなかったので、

工務店の社長に、

残りの場所も続けて防草シートを

張って欲しいことをお願いしました。

社長は苦しい事情を話してくれました。

現在、日本中で起きていることですが、

工務店は人手不足が深刻になっているそうです。

現在、働いている人たちも

高齢化が進み60代なら若手、

70代でも現役、さらに80代になっても

引退が難しいほど、人手不足が深刻だそうです。

そのため、仕事の依頼は

たくさんあるようですが

それを受けるための人手不足に悩んでいるそうです。

工務店の仕事は、

経験も必要で、若い社員を採用し、

長期間かけて一人前の職人にしてきたのですが

それが今では、簡単に転職してしまい、

長年かけて技術を教え、経験を積んだ中堅社員が

条件のいい職場へ移ってしまうという、

社長にとっては、

泣くに泣けないような状況になっているそうです。

 

この話を聞くと、同情せざるを得ません。

次に防草シートを張れるようになるのは、

来年のいつごろになるのか、

今現在では約束できないそうです。

春になり、

気温が上がってくると、

また雑草が生えてきます。

できることなら今のこの寒い時期に

草刈りをして、防草シートを

しっかり張りつめていれば

来年の春に雑草が

生い茂ることを防ぐ今がチャンスなのです。

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