今日は大雪(たいせつ) 雪が盛んに降りだす頃だけど 温室の中は南国です
投稿No:10102
今日は大雪(たいせつ) 雪が盛んに降りだす頃だけど 温室の中は南国です
今日は、大雪(たいせつ)です。
大雪とは、二十四節気のひとつで、
雪が盛んに降りだす頃という意味です。
山の峰々は雪をかぶり、
平地にも雪が降る時期です。
我が家でも、庭先の木々が落葉し、
周囲の風景が少しずつ静けさを増す中、
自宅にある温室では、
一年中変わらない南国の華やかさが広がっています。
ベンガルヤハズカズラの綺麗な青紫の花、
ブーゲンビリアのの鮮やかな苞、
アリアケカズラの柔らかな黄色い花が
我が家の温室を彩っています。
最近は、隣地の棚田を
果樹園や花畑にする計画に熱中していたので
そのお世話や植え付けに、
たくさん時間を使っていました。
果樹園では、柑橘類や梅、柿など
さまざまな果樹を育てていて、
花もたくさん植えました。
とても大変だったので、
成長に期待を膨らませています。
その一方で、
温室の植物たちはというと、
お世話の時間が減ってしまっていましたが、
健気に成長し、美しい花を咲かせて
待っていてくれたのです。
園芸は日々の手入れが大切です。
本日はメンテナンスをします。
アルミ温室には、
沖縄の花が年中咲くようにいろいろな種類の
植物を植えています。
よく茂っているのはツタ類です。
まずはベンガルヤハズカズラです。
このカズラも枝がどんどん伸びて
葉が茂ってくると、温室全体が
葉っぱの日陰になって暗くなってしまいます。
もう一つのツタ類は
アリアケカズラ(アラマンダ)です。
アリアケカヅラは南国を思わせる
鮮やかな黄色い花を咲かせる植物です。
沖縄では民家の垣根に使われていることもあります。
今は冬なので外はとても殺風景ですが
温室の中は違います。
色とりどりのお気に入りの
花たちが咲き誇っていて
パッと気持ちを明るくしてくれます。
ブーゲンビリアは少し危険です。
葉を摘み取ろうとすると
鋭い棘に手が当たり、
傷つくことがあります。
きれいな花には棘があるという通り、
慎重に軍手をはめて、
手を保護しながらお世話をします。
温室での時間は、
棚田での果樹園作りとは
また違った喜びがあります。
外がどれだけ寒くても、
この温室の中だけは季節が違うのです。
南国の景色が一年中
広がっているこの空間では、
冷たい空気とは
無縁の世界が広がっています。
まるで春や夏がそのまま
温室に閉じ込められたかのようです。
温室の中を歩くと、
外の寒さを忘れさせてくれます。
冬景色を背景に、温室の中で
咲く南国の花々の対比が、
なんとも不思議で
贅沢な気分にさせてくれるのです。
温室の小さな南国は、
私にとって癒しの場でもあります。
こうして温室に来て
綺麗に咲いた南国の花を見ると
この温室を作ってよかったなぁと思えるのです。
温室の植物のお世話や、温室の掃除など、
意外と大変なことはたくさんありますが
自分がしなければ誰がする、
誰もしなければこの温室はどうなる、
このような自己責任を感じながら
温室の管理をしています。