簡単だけれども とても豪華な夕ご飯 松茸の威力とは 一体なんでしょうか?

投稿No:10081

簡単だけれども とても豪華な夕ご飯 松茸の威力とは 一体なんでしょうか?

奥さんの友達から

丹波篠山産の松茸が届きました。

奥さんの友達から、毎年、

このように松茸を頂いています。

手にした瞬間から松茸の香りが漂い、

秋の贅沢さを感じます。

私も、松茸を贈り物に使うことはあります。

松茸をプレゼントするとその驚きは、

他の物を頂いた場合と大きく違います。

機械で作れるものやブランド品を差し上げても

驚かない人でも国産の松茸をお贈りすると

とても喜んでくれます。

松茸の威力とは、一体なんでしょうか?

松茸に対するあこがれや、価値観などは

想像以上のものがあります。

頂いた松茸を開けてみると、

松茸が1本ずつ柔らかい不織布で包まれ、

いかにも高級品の品格が伝わってきました。

カバーを外すして、松茸を並べて

松茸5人組兄妹を撮影しました。

松茸の表面は、

水洗いされていない土から抜き取った

そのままの土の香りと

松茸の香りが漂ってきました。

奥さんと相談して、

この松茸をどのような料理方法で

頂くか考えました。

すぐに決まったのは、

鉄窯で炊く、松茸ご飯です。

そして、豆腐と春菊を入れた

松茸のお吸い物です。

松茸に添えるお漬物は、

私が先日漬けた、白菜の浅漬けです。

花かつおをいっぱいかけて、

いただくと味が良くなります。

私の好きな食べ方です。

釜めしの炊き方は、

基本通り、はじめちょろちょろ中ぱっぱ、

赤子が泣いても蓋取るな、と言われる通り、

火加減を調節しながら米汁が零れ落ちない様に

およそ20分で炊き上げました。

さらに、10分程度蓋を開けないで

ご飯を蒸すと、松茸ご飯の出来上がりです。

釜の縁にしゃもじを添わせるように

ぐるりと回すと、その後は縦にご飯を切るように

混ぜていきます。

松茸をふんだんに使った

とても美味しそうなご飯が完成しました。

食卓には、松茸の良い香りが漂っています。

たくさん松茸を頂いたので、

もう一品、という事で、

焼き松茸を作ることにしました。

松茸を頂いた場合に、

これまでは松茸ご飯、

松茸のお吸い物、

松茸のすき焼きなどが主流でした。

今回は、しばらく食べていない焼き松茸を

食べようと、奥さんにリクエストしました。

炭火を使って、直接強い火で松茸を焼くと

香ばしい香りが部屋中に広がるのですが、

炭火を起こすには手間もかかるので、

テーブルコンロで松茸を焼くことにしました。

この場合は、

松茸をアルミホイルで巻いて、

松茸のおいしい汁がこぼれない様に

密封して焼きます。

あらかじめ、お酒とを塩を松茸にふりかけて

アルミホイルをしっかり密封し、

テーブルコンロの上の網に乗せて

ややゆるい火加減で蒸すようにして焼きました。

密封しても、

アルミホイルのどこからか

蒸気が噴出してきて、

松茸が焼けている具合が分かります。

裏と表の両面から松茸を焼いて

そろそろ焼けた頃、ガスを止めます。

アルミホイルは熱くて、

素手では開けられません。

しばらく置いてアルミホイルが冷めるのを待ちます。

アルミホイルを開封して見ると

松茸はしっかりと焼けて

傘の部分が割れて口を開いていました。

松茸を頂くには、

手で割いて包丁を使いません。

醤油にスダチを入れた味付け用のだし汁で

松茸を浸したうえで、

匂いをもう一度確認していただきました。

高熱で松茸を焼くと、

歯切れのいい食感があるのですが

蒸し焼きにしたので、しわい感じの食感です。

やはり炭火で直火にして焼いた方が松茸らしい

コリコリっとした食感が得られたのですが、

部屋の中で炭火を用意するのも無理な話でした。

丹波篠山産の香りの良い松茸を頂いたので

これ以上の贅沢は言えません。

この日は、忙しい日だったので

簡単に作れる夕飯にしようとなったのですが、

簡単だけれども、

とても豪華な夕飯になりました。

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2024年11月16日

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