国重要文化財 大國寺の秘宝に、息がかかるほど近くから、拝観し、安産のお願いを直接、お願いしてきました。
安産祈願に天台宗と真言宗のお寺に、お参りします。紅葉狩りと兼ねて、食材も豊かな丹波地区にいってきます。 丹波篠山日帰りツアー(3)
大國寺の住職さんに、直接ご案内を受け、もったいなくも本堂に安置された、重要文化財を拝観します。
こんなにすぐ傍で、重要文化財を拝観できるのは、近年まれに見る事態なので、恐縮しつつ、あつかましくも、写真も写していいですか?と尋ねると、「いいですよ」と、許可してくれました。
一番右端には、持国天立像です。
住職さんは、スラスラと、どの像が、いつごろ造られ、どんな特徴を備えていて、それが、どんな文化財的な価値があるのか、立て板に水のようにスラスラと、よどみなく、説明していただきました。
住職さんの話を、聞いている松葉博雄と奥さんは、何パーセント頭に残ったのやら、ホームページで、記事を書くときに、改めて思い出しても、あまり、住職さんから聞いた、各仏像の由来は、思い出せません。
右から順に、2番目は、大日如来坐像です。
奈良や京都の文化財は、傍によることも、写真を撮影することも、最近は厳しくなっています。
こんなに近くに、だれでも入ってくれば、不心得な者が、黙って、もって帰るようなことはないのでしょうか?住職さんに尋ねてみると、留守にするときには、また別の方法があるそうです。
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中央には、薬師如来坐像。
薬師如来像の左横には、阿弥陀如来坐像。
左端には、増長天立像。5体の立派な像が並んでいました。
5体とも、藤原時代作、大正11年国指定重要文化財に指定されたそうです。
本堂は、室町時代初期に建てられた、唐様と和様の折衷様式。昭和36年国指定重要文化財です。
5体の仏像を、すぐ傍で拝観したあとは、改めて、普段住職さんが、信者の人たちと、仏像に、加持祈祷する所定の場所に座り、ろうそくに火を付け、お線香を立てて、安産のお願いをしました。
住職さんの説明では、ここから、格子越しに見る阿弥陀如来さまのお姿が、最もご威光のある、視角だそうです。
2010年11月4日(木)