10月20日は「リサイクルの日」 環境問題が注目される現代において 持続可能な未来への一歩
投稿No:10054
10月20日は「リサイクルの日」 環境問題が注目される現代において 持続可能な未来への一歩
「リサイクルの日」
10月20日は「リサイクルの日」です。
10(ひと回り)、20(ふた回り)の
語呂合わせから、1990年に
日本リサイクルネットワーク会議により
制定されたそうです。
環境問題が注目される現代において、
私たち一人ひとりが
できることはたくさんありますが、
その中でもリサイクルは最も身近であり、
すぐに始められる活動です。
我が社でも、使い捨てコンタクトレンズの
ブリスターパックの回収活動に力を入れています。
リサイクルが
提唱されるようになった背景には、
環境問題の深刻化と、限られた資源の
効率的な利用が求められるようになったことが
大きな要因として挙げられます。
大量生産、大量消費がよいとされた時代が
長く続いていたのです。
私たちの業界では、
特に使い捨てコンタクトレンズが
多くの方に利用されていますが、
その一方で、空き箱やブリスターパックといった
廃棄物が発生するという現実もあります。
この問題に対して、
私たちは「つくる責任、つかう責任」という
SDGsの目標に共感し、
日々の営業の中で
「販売した責任」を意識しています。
販売者の責任も果たしたいということが、
わが社の考えであるのです。
我が社では、コンタクトレンズの
ブリスターパックの回収に取り組んでいます。
このパッケージは、一度使われた後、
ほとんどぼ場合は廃棄されてしまいますが、
再利用可能な資源として
有効に活用することができます。
コンタクトレンズの
使い捨てパッケージは、
再資源化できる貴重な素材です。
コンタクトレンズのケースは
どのメーカーも〝ポリプロピレン〟で作られていて、
非常にリサイクルに適した素材なのです。
しかし、まだ多くのパッケージが
家庭のゴミとして捨てられ、
埋め立てや焼却されているのが現実です。
この現実を変えるためには、
私たち販売店が積極的に
リサイクルに取り組むことが重要だと考えています。
私たちは、
店頭でのリサイクル活動を推進することで、
お客様に「このパッケージはゴミではない」
という意識を持っていただくよう呼びかけています。
このような未来に向けた活動は、
我が社だけでなく、多くの企業が意識を高めています。
会社だけでなく、
私個人でも、リサイクル活動は
できるときにしています。
淡路市の資源ごみ回収施設、
岩屋エコプラザに資源ごみを持ち込んで
引き取ってもらうこともあります。
リサイクルすれば、ゴミが資源になります。
段ボール、新聞、雑誌等の紙もそうです。
溶かしてもう一度作り直すことが出来れば、
ゴミは資源になるのです。
(過去ブログ:淡路市 資源ごみ回収施設)
私の好きな、沖縄の琉球ガラスも
リサイクル品です。沖縄に行けば、
琉球グラスが作られていますが、
これは空き瓶を溶かして
色つきの瓶なども調合しあい
美しいグラスを作っています。
使い終わったガラス瓶が
もう一度生まれ変わるのを見ると
素晴らしいと感動したこともあります。
パイナップルのリサイクルも
したことがあります。
昨年いただいたパイナップルのヘタを
植木鉢に植えて、
パイナップルのリサイクルに挑戦してみました。
一番上の部分を切り取って
植木鉢に植えておきました。
寒い時は温室に入れて越冬しました。
気温が上がってくると、温室の外に出して
直射日光が当たるようにして育ててきました。
一年もすると、パイナップルの先端部分から
新しいパイナップルの果実の部分が
少しずつ大きくなっていきました。
驚くほど甘くておいしい
パイナップルができたのです。
(過去ブログ:パイナップルのリサイクル 植木鉢で育てたパイナップル)
日本は、世界的に見ると
リサイクルシステムが整備されており、
特に家庭ゴミや産業廃棄物の
リサイクル率が高いそうです。
例えば、ペットボトルのリサイクル率は
約85%に達しており、
これは世界的に見ても非常に高い水準です。
一方で、プラスチックごみに関しては、
依然として課題が残っています。
日本は、一人当たりのプラスチック使用量が
世界でもトップクラスであり、
その多くが包装材などの
使い捨てプラスチックだそうです。
リサイクル率は高いものの、
プラスチックごみの一部は国内で処理されず、
海外に輸出されています。
しかし、2018年以降、中国がプラスチック廃棄物の
輸入を禁止したため、日本国内での
処理が必要になり、プラスチックごみの
リサイクル体制の強化が求められています。
この日を機に、
私たち一人ひとりがリサイクルについて
少しでも意識を持つことが、
未来の地球環境を守るための大きな一歩となります。
一人ひとりが自分の使ったものに責任を持つことが、
環境への負荷を減らす第一歩なのです。
2024年10月20日