毎晩の晩酌用のグラスを探しに 神戸阪急で開催されている 職人の技展へ行ってきました

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毎晩の晩酌用のグラスを探しに 神戸阪急で開催されている 職人の技展へ行ってきました

現在、神戸阪急で

職人の技展」という

イベントが開催されていると、

家にお知らせのハガキが届きました。

このイベントは、全国の名だたる職人たちが

手掛けた作品を一堂に集め、

来場者にその素晴らしい技術や

伝統を直接感じてもらうというものです。

せっかく、ご案内のハガキがきたので、

足を運んでみることにしました。

目的は、晩酌用の良いグラスを探すことです。

現在は、琉球グラスを使っていますが、

他にも良い物はないかなあとう考えです。

たくさんの職人さんたちが出店しています。

これだけ出店していれば、

気に入ったグラスが見つかるかもしれません。

私は毎晩の晩酌を

楽しみにしていて、

特に泡盛や焼酎を嗜むのが好きです。

お酒そのものはもちろんですが、

どのグラスで飲むかによって

味わいや気分も変わるので、

グラスは私にとって重要であるとも言えます。

今回の「職人の技店」でも、

いくつかの作品に目を奪われました。

まず印象に残ったのは、江戸切子のグラスです。

江戸切子は日本の伝統的な

カットガラスの技術で、

光を受けたときの輝きや

カット面の美しさが特徴です。

会場には

色とりどりの江戸切子グラスが並んでいて、

どれも芸術作品と呼べるほどの美しさです。

細やかなカットが施されたグラスは、

手に取るとその職人技の繊細さが伝わってきて、

飲み物を注ぐだけで、特別な時間を

演出してくれそうな雰囲気があります。

泡盛や焼酎を注いで、

その輝きと共に一杯楽しむ姿を思い描くと、

つい手に入れたくなる魅力があります。

江戸切子のグラスは、

光を受けるとキラキラと輝き、

まるで宝石のような美しさです。

カット面のデザインが

非常に複雑でありながらも、

全体としてのバランスが完璧です。

江戸切子は、熟練の職人によって

一つ一つ丁寧に作られます。

機械で大量生産されるものとは異なり、

手作業ならではの温かみや個性が感じられます。

職人の手の感覚と

技術によって生まれる微細な違いが、

作品に独自の魅力を与えています。

「職人の技店」では、

今回の江戸切子を手掛けた

伝統工芸士の方も会場にいらっしゃいました。

普段、職人の技術に触れる機会はあっても、

その職人自身と直接

お話しする機会は滅多にありません。

そのため、今回、実際に

江戸切子の作品を目の前にして、

制作した方と直接お話しできたことは、

貴重な経験となりました。

次に足を運んだのは、

ガラス彫刻の、「自由工房」というお店です。

ガラス彫刻が施されたグラスも見事です。

透明感のあるガラスに彫られた模様が美しくて

目を惹きました。

空飛ぶクジラ

特に、今回の職人の技展の

チラシで紹介されていた、

「空飛ぶクジラ」というロックグラスが

気になっていたので、見にきました。

ここのブースでは、

ガラス彫刻をする機械を持ってきていて、

グラスに彫刻する過程を

実際に見ることができました。

グラスに一つ一つ丁寧に

模様を彫り込む姿は、

まさに熟練の技そのものです。

手作業による細かな調整や感覚で、

職人の手際の良さには感心です。

気になっていたグラス以外にも

たくさんの彫刻グラスがありました。

どれも、とても綺麗です。

ガラスの透明感と、彫り込まれた

模様のコントラストが素晴らしく、

飲み物を注ぐだけでまるで

アートの一部を楽しんでいるかのような

気分になりそうです。

ひと通り見て回りました。

江戸切子か彫刻グラスのどちらかを

購入しようか迷いましたが、

今回は購入を見送ることにしました。

というのも、家にはすでに

たくさんのグラスがあり、それぞれに

思い出やこだわりが詰まっているからです。

過去に訪れた旅行先で手に入れたものや、

沖縄で購入したものなど、

どのグラスにも独自のストーリーがあり、

それを思い出しながら

晩酌を楽しむのも私のささやかな楽しみなのです。

神戸阪急で行われている、

「職人の技展」は、

現在もまだ開催しているので、

興味のある方は、ぜひ、

足を運んで見てください。

◎9月11日(水)~16日(月・祝)

※催し最終日は午後5時終了

◎本館9階 催場

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