ぶどう 巨峰狩り 淡路島フルーツ農園 ブドウの出来はお天気次第

投稿No:10011

淡路島フルーツ農園で 今が旬の 巨峰狩り 残念ながら今年は 不作のようです

9月に入り、

まだまだ残暑は続いていますが、

8月の酷暑もだんだんと落ち着いてきました。

少しだけですが、動きやすくなったので、

今日はフルーツを買いに行くことにしました。

今日のお目当ては、巨峰です。

淡路島は、温暖な気候や

豊かな自然環境を活かして、

さまざまな果物の栽培が盛んです。

特に淡路島産の巨峰は、

甘みや大粒の果実が高く評価されていて、

地元では非常に人気があるのです。

今回足を運んだのは

淡路市上河合にある

淡路島フルーツ農園です。

去年、おいしいフルーツを探しに

立ち寄ってみたときに、

味見ができるようだったので、

味見をしてみると、みずみずしくて、

甘くておいしかったので、購入したのです。

今年も美味しい巨峰を求めて、

淡路島フルーツ農園へやって来ました。

お店に入ると

巨峰狩りの案内が出ています。

お店の人に声をかけてみると、

今年の巨峰は不作で、おススメできないと

言われてしまいました。

去年の巨峰はとても甘くて

美味しかったのにこれは驚きです。

一体何があったのかと

お店の人に聞いてみました。

簡単に言うと、

今年の夏が、暑すぎたのが

原因だそうです。

温室の巨峰は、冬の寒い時に暖房を当てて

春が来たと思わせます。

そうすると、花が咲いて、

早くに実を付けるそうです。

そして、秋に向けて

気温が下がっていくときに、

葡萄特有の、深みのある色に変わり、

熟していきます。

それが今年は

夏の間が暑すぎたのと、

まだまだ気温も下がらないので、

巨峰の色は濃くならず、

色も味も薄くなってしまったそうです。

気温の他にも原因はあります。

それは、空梅雨だったこと、

台風が少なく、水不足になってしまったことも

大きな原因の一つです。

巨峰は栽培が難しい

ぶどう品種の一つで、上手に育つためには、

いくつかの重要な条件があります。

気候条件は以下の通りです。

温暖な気候

巨峰は比較的温暖な気候でよく育ちます。

日本での栽培では、

春から秋にかけての適度な気温が大切です。

冷涼な気候では生育が遅れたり、

味に影響が出る場合がありますが、

逆に夏が暑すぎる地域では

果実にダメージが出ることがあります。

日照量

十分な日光が必要です。

巨峰の果実が甘くて大粒になるためには、

長時間の直射日光が欠かせません。

日照不足になると果実の色づきや糖度が低下します。

降水量

適度な降水量が重要です。

過度な雨や湿度はカビや病気を

引き起こすリスクが高まり、

特に巨峰は病害虫に弱い品種です。

そのため、乾燥気味の気候が好まれますが、

全く水分が不足するのも問題です。

適度な水やり

巨峰は水分管理が非常に重要です。

乾燥しすぎると果実が十分に成長しない一方で、

水分過多になると果実が割れたり、

病気にかかりやすくなります。

適度に水を与えつつ、

乾燥させすぎないバランスが必要です。

昨今の温暖化の影響や

今年の例年とは違った気象のおかげで、

以上の上手く育つ条件を

いくつか満たすことが出来ずに、

今年は不作になってしまったようでした。

巨峰狩りはできるけど、

今年の巨峰は美味しくないから

おススメできないよ、と言われていまい、

楽しみにして来ましたが、

今回は諦めることにしました。

とても残念ですが、

淡路島は、葡萄農園は多いので、

他の農園を当たってみようと思います。

この農園は、温室を使用して、

春のイチゴ、夏のブドウ、秋のミカン、

冬の柑橘類など、一年中、

フルーツの収穫が続くようにしています。

オーナーの話では、

職員を採用するのに、

季節だけの採用では人が定着しないので、

一年中安定して働ける環境を提供するために、

春、夏、秋、冬と

年中フルーツが収穫できる農園にして、

職員が定着しやすい環境を作ったそうです。

このフルーツ農園では

みかんも育てていますが、

今年のみかんは、従業員が

肥料を間違えて与えてしまったようで

みかんもダメになってしまったそうです。

また来年、美味しい巨峰が

できることを期待しています。

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