「睡蓮は泥より出でて 泥に染まらず」と 「朱に交われば赤くなる」 環境と成長の相反する二面性

投稿No:9962

「睡蓮は泥より出でて泥に染まらず」と「朱に交われば赤くなる」「睡蓮と朱:環境と成長の相反する二面性」

おんなの駅
 
 
 

二つの格言

淡路の庭に作った泥池に、5月に睡蓮を植えると

7月には、泥池にきれいなスイレンの花が咲きました。

睡蓮の花を見ていて、思い浮かんだのは

睡蓮は泥より出でて泥に染まらず

すいれんの花は、泥の中から成長し、

その美しさを保ちながら咲き誇ります。

この格言は、困難な環境や逆境の中でも

自身の純粋さや品性を保つことができる

人間の強さを象徴しています。

睡蓮の花は、周囲の環境に影響されることなく、

自らの美しさと清らかさを維持します。

「おんなの駅」

内面的な強さと自己成長

どんなに厳しい環境に置かれても、 

 自分の信念や価値観を守り続けることが重要です。

逆境に耐え、自分自身を磨き上げることで、

人はさらに強く、美しく成長できます。

逆境からの学び

睡蓮のように、泥(逆境)から栄養を吸収し、

成長の糧にする姿勢が求められます。

困難な状況に直面した時、

それを克服することで得られる教訓は非常に価値があります。

おんなの駅

これに対して、反する格言は

朱に交われば赤くなる

「朱に交われば赤くなる」という二つの格言は、

私たちが環境との関わり方について考える上で

非常に興味深い対照をなしています。

前者は逆境の中でも自らを清らかに保つ強さを表し、

後者は環境に染まってしまう人間の影響を示しています。

スイレンの花をみながら、私はこれら二つの格言の意味と

その背景を探り、どちらがより現実的であり、

どのように私たちの生き方に

影響を与えるか思考しました。

おんなの駅

 「朱に交われば赤くなる」という格言は、

人は周囲の環境や影響を受けやすく、

悪い影響を受けると自分も悪く

なってしまうことを示しています。

この格言は、環境や交友関係が

どれだけ私たちに影響を与えるかを強調しています。

環境と影響

人は無意識のうちに周囲の影響を受けやすく、

特に悪い影響を受けると自身の行動や

考え方も悪化する可能性があります。

松葉博雄のいい写真撮りたいな:「睡蓮の目覚め」

良い環境や良い人間関係に身を置くことで、

自分も良い方向に成長することができます。

選択の重要性

どのような環境に身を置くか、

誰と交友関係を築くかは非常に重要です。

自分にとって良い影響を与える環境や人々を選ぶことが、

自己成長に繋がります。

自己の強さを保ちながら 良い環境や人間関係を選び取る

「睡蓮は泥より出でて泥に染まらず」と

「朱に交われば赤くなる」は、

一見相反するように見える格言ですが、

どちらも真実を含んでいます。

人間は逆境の中で強くあり続けることもできますが、

同時に周囲の影響を受けやすい生き物でもあります。

重要なのは、自己の強さを保ちながらも、

良い環境や人間関係を選び取るバランスを見つけることです。

私たちの人生において、この二つの格言を理解し、

実践することで、より良い生き方を

追求する手助けとしたいものです。

睡蓮の花から 思いついたきっかけは

スイレンの池は、元々棚田として利用されていたので、

少し土地を掘ると、水が湧き出てくる場所があります。

雨の後は、ぬかるみで、

水たまりのような沼地の池ができたので、

泥池を作って、ドジョウを購入して放流し、

ドジョウの池を作りました。

(過去ブログ:安来節の どじょう掬いを目指して ドジョウを飼う

その時、一緒に

花が咲いたらいいなと思い、

睡蓮の苗を浮かべてみました。

その睡蓮がついに、花が咲いたのです。

少し濃いピンクの睡蓮で、とても美しいです。

ドジョウのために作ったこの池は、

これまでは静かで和やかな場所でしたが、

睡蓮の花が咲いたことで、趣が一層増しました。

睡蓮の花が咲いたのは、まだ一株だけですが、

他にも、色々な種類の蓮を浮かべてあります。

他の株も、綺麗な花を咲かせてくれるでしょうか。

睡蓮を育てるには、

いくつかポイントがあります。

蓮とスイレンは水中で育つ植物です。

根がしっかりと水中に浸かるようにし、

30~60cmほどの、適切な水深が必要です。

浅すぎると根が乾燥し、

深すぎると成長が遅れます。

また、蓮とスイレンは栄養豊富な泥状の土壌を好みます。

粘土質の土で、肥沃な泥が理想です。

睡蓮の成長時期は春から夏にかけてで、

夏から秋にかけて花を咲かせます。

温暖な気候を好むため、

冬季には睡蓮の成長が止まるそうです。

この池は、そもそも

ドジョウを飼うための池ですが、

スイレンを浮かべることで、

池の生態系にも良い影響があるのです。

睡蓮の葉が日差しを和らげ、

水温の上昇を防いでくれるため、

ドジョウたちも快適に過ごせているはずです。

また、スイレンの根が

水中の栄養を吸収することで、

水質の改善にも役立ちます。

睡蓮と言えば、淡路市東浦に

本福寺 水御堂というお寺があります。

水御堂は通常のお寺とは少し違った

建物の構造になっていて、

なんと、本堂の屋上部分が睡蓮池になっています。

人工池

本福寺は、淡路市にある真言密教の寺院で

真言宗御室派の別格本山です。

平安時代後期に創建された寺院で、

本尊の薬師如来像は、淡路市の

重要文化財に指定されています。

本堂を目指して雑木林を抜けると、

寺院の設計と建築は初めての

世界的建築家の安藤忠雄さんが設計した、

本堂が見えてきます。

権力の象徴である大屋根がなく、

替わりに蓮の花が咲く水盤があり、

その中へ入る構造になっています。

(過去ブログ:淡路市東浦 本福寺 水御堂へお詣り

我が家の蓮も

今年浮かべたばかりですが、

いずれ、水面にたくさんの蓮の花が

咲き誇って欲しいと思います。

睡蓮は元々、インドの植物です。

古代インドのヒンドゥー教でハスは

特徴的なシンボルとして何度も登場します。

また、仏教にもハスは蓮華として、

経典に引用されています。

睡蓮の花は、仏教では、

心の落ち着いた状態である「平安」を意味します。

に咲く花は、たいてい蓮の花です。

蓮とスイレンは違いますが、よく似ています。

なので、スイレンを見ていると、

心が落ち着くような気がするのです。

来年以降、この池は

ドジョウだけでなく、

様々な生き物の棲み処として、

また、綺麗は蓮の花が咲く蓮池として、

どんどん成長できたらいいなと思っています。

お世話もそれなりに大変ですが、

目標に向かって、しっかり、

管理していきたいと思います。

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